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日本人と中国人 “同文同種”と思いこむ危険

祥伝社新書 487

出版社名 祥伝社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-396-11487-9
4-396-11487-7
税込価格 886円
頁数・縦 262P 18cm

商品内容

要旨

中国を知り、日本を知る最良の入門書。同じ黄色人種であり、漢字や食文化などの共通性から、日本人は日本と中国を「同文同種」と考えやすい。しかし著者は、日本人と中国人は「似て非なる存在」であり、中国の多様性を十分に理解しない日本人は誤解の陥穽に陥りやすいと言及。両国の違いについて、具体的事例を用いて、比較・検証する。本書の初版は一九七一年だが、時事的要素を避け、歴史や古典を基にすることで、本質をとらえることに成功している。現在の日中関係を考えるうえでも、大いに参考になるだろう。

目次

第1章 日本人と中国人に関する一問一答―あなたは一体、どれだけ知っているか?
第2章 脣と歯 つきあいの歴史―中国の古典から見た日本の歴史
第3章 “面子”と“もののあわれ”―決定的なちがいは、日本に黄河がなかったこと
第4章 ことだま―“同文同種”と思いこむことの危険
第5章 “血”と“文明”―日本文明の源は“血統への信仰”にある
第6章 “完全”と“不完全”―バランスを尊ぶ中国人と、アンバランスを好む日本人
第7章 “人間くささ”と“ほどのよさ”―自殺ひとつとっても、これだけのちがいが…
第8章 われら隣人―長短相補う国家、そこに摂理が…

出版社・メーカーコメント

中国的性格として、いま表面にあらわれているのは、おもに妥協によって怪奇な形になった 『竜』的性格である。しかし、妥協を知らぬ『鳳』的性格が かくされていることも見おとしてはならない 本文より ■中国を知り、日本を知る最良の入門書 同じ黄色人種であり、漢字や食文化などの共通性から、日本人は日本と中国を「同文同種」と考えやすい。しかし著者は、日本人と中国人は「似て非なる存在」であり、中国の多様性を十分に理解しない日本人は誤解の陥穽(かんせい)に陥(おちい)りやすいと言及。両国の違いについて、具体的事例を用いて、比較・検証する。本書の初版は1971年だが、時事的要素を避(さ)け、歴史や古典を基(もと)にすることで、本質をとらえることに成功している。現在の日中関係を考えるうえでも、大いに参考になるだろう。

著者紹介

陳 舜臣 (チン シュンシン)  
1924年、兵庫県神戸市生まれ。1943年、大阪外国語大学印度語科卒業。同校西南亜細亜語研究所助手を経て、家業の貿易業に従事。1961年、『枯草の根』で江戸川乱歩賞を受賞し、作家生活に入る。1969年、『青玉獅子香炉』で直木賞受賞。以後、日本推理作家協会賞、毎日出版文化賞、大佛次郎賞、吉川英治文学賞、朝日賞、日本芸術院賞などを受賞。2015年1月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)