• 本

ピノッキオの冒険

光文社古典新訳文庫 KAコ9−1

出版社名 光文社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-334-75343-6
4-334-75343-4
税込価格 924円
頁数・縦 387P 16cm

商品内容

要旨

一本の棒っきれから作られた少年ピノッキオは、誘惑に屈してばかりで騒動に次ぐ騒動を巻き起こす。父ジェッペットさんをはじめ周囲の大人たちを裏切り続ける悪たれ小僧の運命は?19世紀後半イタリア国家統一の時代、子どもに対する切なる願いを込めて書かれた児童文学の傑作。

おすすめコメント

映画や童話では省略された陰惨で不条理な運命、社会の不平等、悪、恐怖などを、作家である訳者が躍動する流麗な訳文で甦らせた。

著者紹介

コッローディ,カルロ (コッローディ,カルロ)   Collodi,Carlo
1826‐1890。イタリアの小説家、ジャーナリスト、評論家。フィレンツェに生まれる。ピーエ校で哲学と修辞学を学ぶかたわら書店でアルバイトを始め、知識人や作家、ジャーナリストらと交わったことで政治への関心が芽生え、その後執筆を開始する
大岡 玲 (オオオカ アキラ)  
1958年、東京生まれ。小説家。東京外国語大学イタリア語科卒、同大学院修了。1989年『黄昏のストーム・シーディング』で三島由紀夫賞、1990年『表層生活』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)