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日本のインテリジェンス工作 陸軍中野学校、731部隊、小野寺信

出版社名 新曜社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-7885-1499-7
4-7885-1499-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 286P 20cm

商品内容

要旨

著者発掘の一次資料による歴史解明!陸軍中野学校とは何だったのか?中野学校出身者はそこで何を学び、戦地でどのような役割を果たしたのか。満洲国、731部隊、南京虐殺から太平洋戦争までを、諜報・宣伝の観点から見直し、近代戦におけるインテリジェンスのもつ意味を明らかにする。

目次

1 総論(陸軍中野学校創立期の工作目標
オーストラリアによる日本陸軍インテリジェンス機関の分析)
2 対中(「帝国」を担いだメディア
日本軍のメディア戦術・戦略―中国戦線を中心に
『宣撫月報』とは何か
満洲における日本のラジオ戦略)
3 対ソ(対ソ・インテリジェンス機関としての731部隊の謎
北欧の日本陸軍武官室の対ソ・インテリジェンス工作―小野寺信のアメリカ側への供述書)

著者紹介

山本 武利 (ヤマモト タケトシ)  
1940年愛媛県生まれ。一橋大学商学部卒業後、同大学院社会学研究科で歴史学、社会心理学を学ぶ。早稲田大学名誉教授、一橋大学名誉教授。現在、「20世紀メディア情報データベース」を運営するNPO法人インテリジェンス研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)