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直面(ヒタメン) 三島由紀夫若き日の恋

文春文庫 い75−4

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-16-790735-8
4-16-790735-6
税込価格 902円
頁数・縦 364P 16cm

商品内容

要旨

多くの假面を纏い、読者の前で華麗に舞い、駆け抜けた三島由紀夫。その若き日には、一人の女性との知られざる恋愛の季節があった。『金閣寺』執筆前後の作家の全盛期を共に生き、しかし思い出を固く封印した女性が、半世紀を経て初めて恋の顛末を著者だけに語った。従来の三島像を一新する歴史的証言を文庫化。

目次

1章 「運命愛」の發端―歌舞伎座樂屋・昭和二十九年七月
2章 女たちの時刻、午後の匂い―『沈める瀧』の頃
3章 贅澤な彼女―梨園と花街とに室咲きの
4章 喰わずぎらいの矯し方―『女神』の頃
5章 東京の恋人たち―『幸福号出帆』の頃
6章 書けて、書けて、仕方がないんだ―『永すぎた春』、『美徳のよろめき』、そして『金閣寺』の頃
7章 水槽の熱帯魚―『施餓鬼舟』、『橋づくし』、『女方』、『鹿鳴館』の頃
8章 浅くはひとを思ふものかは―『魔法瓶』に反射するもの
9章 おそらく最後の証言者―『鏡子の家』の女主人

おすすめコメント

「金閣寺」執筆前後、結婚前の三島由紀夫の愛を一身に受けた一人の女性。長い沈黙を破り若き恋愛の日々のすべてを著者に打ち明ける。

著者紹介

岩下 尚史 (イワシタ ヒサフミ)  
昭和36年生まれ。國學院大學文学部卒業後、新橋演舞場に入社、企画室長として、「東をどり」の制作に携わる。幕末から平成にいたる新橋花柳界の調査研究を進め、社史『新橋と演舞場の七十年』を編纂。退社後、芸者の発生と変遷を古代の巫女にまで遡る斬新な解釈で解き明かした『芸者論―神々に扮することを忘れた日本人』を著し、第20回和辻哲郎文化賞を受賞。現在、國學院大學客員教授。テレビのコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)