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21世紀の「中華」 習近平中国と東アジア

出版社名 中央公論新社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-12-004906-4
4-12-004906-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 350P 20cm

商品内容

要旨

尖閣、歴史認識、AIIB、南シナ海情勢…中国はなぜ脅威なのか日本はどう対峙すべきか。中国外交史の第一人者による初の現代中国時論集。

目次

1 序奏―2012〜2014(“チャイナ・リスク”の見積もり
安倍政権に求められる歴史的評価への想像力
「歴史的」日台漁業協定締結―その意義と課題 ほか)
2 展開―2015〜2016(外交懸案、長期の視野で
歴史イヤーを迎えて―連続する記念行事への展望
AIIB狂奏曲 ほか)
3 長期的論点(対日新思考から一〇年―変化と継承
戦後日中「和解」への道程とその課題―安倍談話の観点をふまえて
中国の海洋戦略と日米同盟)

おすすめコメント

習近平政権が発足して3年。世界秩序の変更を迫る世界第二の大国と我々はどうつきあうべきなのか。第一人者による冷静な外交論。

著者紹介

川島 真 (カワシマ シン)  
東京大学大学院総合文化研究科教授(国際関係史)。1968年神奈川県生まれ。東京外国語大学外国語学部中国語学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。著書に『中国近代外交の形成』(サントリー学芸賞)など。世界平和研究所上席研究員、nippon.com編集長、内閣府国家安全保障局顧問。日中歴史共同研究外部執筆者、21世紀構想懇談会(70年談話委員会)委員なども務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)