人間なき復興 原発避難と国民の「不理解」をめぐって
ちくま文庫 や49−1
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2016年11月 |
ISBNコード |
978-4-480-43400-5
(4-480-43400-3) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 414P 15cm |
商品内容
要旨 |
福島第一原発事故後、廃炉の見通しもなく国は「新しい安全神話」を振りかざし、避難者帰還政策を進めている。人を「数」に還元した復興や分かったつもりの国民の「不理解」がこの国をあらぬ方向へ導いている。被災者の凄惨な避難体験と、原発自治体の暮らしの赤裸々な告白を、社会学者が読み解き、対話を積み重ねて「人間のための復興」とは何かを問い直す。事故の本質を鋭く衝いた警世の書。 |
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目次 |
第1章 「不理解」のなかの復興(理解の難しい問題 |
おすすめコメント
福島では形だけの復興がうたわれ、政府は避難指示解除へと突き進んでいる。社会学者と被災当事者が原発避難問題の本質を説き明かした名著の文庫化。