ヒットの崩壊
講談社現代新書 2399
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2016年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-288399-3
(4-06-288399-6) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 237P 18cm |
商品内容
要旨 |
激変する音楽業界。「国民的ヒット曲」はもう生まれないのか?2016年は「時代の大転換点」だった!音楽の未来はもっと面白くなるはずだ。テレビ、ライブ、ビジネスが変わる。業界を一変させた新しい「ヒットの方程式」とは? |
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目次 |
第1章 ヒットなき時代の音楽の行方 |
おすすめコメント
激変する音楽業界、「国民的ヒット曲」はもう生まれないのか? ●宇多田ヒカルの登場はJ−POPをどう変えたのか? ●小室哲哉はどのように「ヒット」を生み出してきたのか? ●いきものがかり・水野良樹が語る「ヒットの本質」とは? ●オリコンは「AKB商法」をどう受け止めているのか? ●なぜ「超大型音楽番組」が急増したのか? ●「スポティファイ」日本上陸は何を変えるのか? ●なぜBABYMETALは世界を熱狂させたのか? ●SMAP解散発表で広がった購買運動の意味とは? 「ヒット」という得体の知れない現象から、エンタメとカルチャー「激動の時代」の一大潮流を解き明かす。テレビが変わる、ライブが変わる、ビジネスが変わる。業界を一変させた新しい「ヒットの方程式」とは…? 【目次】 ■第一章 ヒットなき時代の音楽の行方 「音楽不況」は本当か?/10年代の前提条件/AKB48とSNSの原理/「共通体験」がキーを握るなど ■第二章 ヒットチャートに何が起こったか 「音楽は特典に勝てない」/オリコンの未来像/ビルボードが「複合チャート」にこだわる理由/カラオケから見える10年代の流行歌/ヒット曲が映し出す「分断」など ■第三章 変わるテレビと音楽の関係 東日本大震災が変えたテレビと音楽の歴史/「入場規制」が人気のバロメーター/「メディアの王様」ではなくなった/『ASAYAN』以降の空白など ■第四章 ライブ市場は拡大を続ける 「聴く」から「参加する」へ/「みんなで踊る」がブームになった時代/スペクタクル化する大規模ワンマンライブ/メディアアーティストがライブの未来を作るなど ■第五章 J−POPの可能性──輸入から輸出へ はっぴいえんどのイノベーション/洋楽に憧れない世代の登場/なぜカバーブームが起こったか/「過圧縮ポップ」の誕生/中田ヤスタカが作る次の「東京」など ■第六章 音楽の未来、ヒットの未来 音楽を“売らない”新世代のスター/ロングテールとモンスターヘッド/小室哲哉の見出す「音楽の未来」/unBORDEの挑戦/水野良樹が語る「ヒットの本質」/音楽シーンの未来など