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女の足指と電話機

中公文庫 む26−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-12-206317-4
4-12-206317-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 354P 16cm

商品内容

要旨

舞台上で女優の足が、官能の道具から電話機へと変化を遂げる、そのエロチシズムへの感性。競走馬と比べられた女優の行く末について語る自在で起伏に富んだ話の運び。「永遠の謎と美」の存在である女性、その生き方や感受性、美意識を、映画、音楽、演劇、文芸など幅広いジャンルの作品を手がかりに読み解き、絹のように上質な文章で紡いだエッセイ集。

目次

第1章 回想の女優たち(スポーツを越える美学を―市川崑『東京オリンピック』
誘惑への回帰―『太平洋ひとりぼっち』と『江分利満氏の優雅な生活』の場合 ほか)
第2章 女のエロチシズム(都はるみはピアフである
宝塚歌劇は野球である ほか)
第3章 女性の幻想(女の足指と電話機―ひとり会『ストリッパー物語・惜別編』を見て
唐十郎作・演出の『蛇姫様・我が心の奈蛇』 ほか)
第4章 私も愛して(ベルが鳴ったら…寺山修司考
ハンマーは豆腐をくずせるか ほか)
第5章 香りにまつわる随想(香水の街
マチスの教会 ほか)

おすすめコメント

三島由紀夫、大島渚、寺山修司らに絶賛された虫明亜呂無。独特の美文を以て描き出される、女優、そして女性の魅力とエロスについて綴るエッセイ集。

著者紹介

虫明 亜呂無 (ムシアケ アロム)  
1923年、東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。同大文学部副手を経て、『映画評論』編集部に籍を置き、そののち、文芸批評、映画評論、スポーツ評論、競馬エッセイなど多彩な分野で旺盛な執筆活動を行う。記録映画『札幌オリンピック』の脚本を担当した。83年に脳梗塞で倒れ、91年、肺炎のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)