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観光立国の正体

新潮新書 692

出版社名 新潮社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-10-610692-7
4-10-610692-2
税込価格 902円
頁数・縦 265P 18cm

商品内容

要旨

爆買い、インバウンド、東京オリンピック…。訪日外国人の急増とデフレの慢性化で、国策としての「観光立国」への期待が急速に高まってきた。しかし、日本のリゾート・観光地の現場には、いまだに「団体・格安・一泊二日」の旧来型モデルに安住している「地域のボスゾンビ」たちが跋扈している。日本を真の「観光立国」たらしめるには何が必要なのか。地域振興のエキスパートと観光のカリスマが徹底討論。

目次

1 観光立国のあるべき姿(ロールモデルとしての観光立国スイス
地域全体の価値向上を目指せ
観光地を再生する―弟子屈町、飛騨市古川、富山県の実例から
観光地再生の処方箋)
2 「観光立国」の裏側(エゴと利害が地域をダメにする
「本当の金持ち」は日本に来られない
「おもてなし」は日本人の都合の押しつけである)

おすすめコメント

「おもてなし」は日本人の都合の押しつけである。観光地の現場に跋扈する「地元のボスゾンビ」たちを一掃せよ! 地方から日本を再生させるための処方箋を、地域振興のエキスパートと「観光カリスマ」が徹底討論。

著者紹介

藻谷 浩介 (モタニ コウスケ)  
1964(昭和39)年山口県生まれ。日本総合研究所主席研究員
山田 桂一郎 (ヤマダ ケイイチロウ)  
1965(昭和40)年三重県生まれ。スイス在住の「観光カリスマ」。JTIC、SWISS代表。和歌山大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)