「やさしさ」過剰社会 人を傷つけてはいけないのか
PHP新書 1073
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2016年11月 |
ISBNコード |
978-4-569-83225-8
(4-569-83225-3) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 206P 18cm |
商品内容
要旨 |
ある大学生は、自分の友だちに深刻な悩みごとは相談できないという。「友だちにそんな重たい話をして、負担をかけたくない」。しかしそんなに気を遣う関係が、友人関係と言えるのか。目を転じれば、子どもを叱れない親、部下を注意できない上司が世に溢れており、人を傷つけてはいけないという風潮があるようだが、背景には「子どもに嫌われたくない」「部下に訴えられたくない」といった思惑があるのではないだろうか。上っ面のやさしさが主流になり、あえて厳しいことも言う本物のやさしさが疎まれてしまう時代。日本古来の「間柄の文化」にも言及しながら、現代の「やさしさ」を心理学者が分析する。 |
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目次 |
第1章 その人は、ほんとうにやさしいのか? |