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コーパスからわかる言語変化・変異と言語理論

出版社名 開拓社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-7589-2232-6
4-7589-2232-2
税込価格 7,040円
頁数・縦 453P 22cm
シリーズ名 コーパスからわかる言語変化・変異と言語理論

商品内容

要旨

我々が、言語の通時的変化や共時的変異の研究を通して、言語知識の本質の解明に迫ろうとするとき、コーパスの有用性は計り知れない。本書では、自然言語の統語論・形態論・意味論・歴史言語学・社会言語学・言語習得・自然言語処理等を専門とする研究者27名が、コーパスを用いて自然言語の変化・変異についての新たな事実を発掘し、新事実から言語理論を見直し、コーパスとそれを用いた理論的研究の現状と課題を明らかにする。

目次

概観―言語変化・変異の研究とコーパス
特別寄稿 イディオム的前置詞句の発達―特にbring,put及びsetとの関係で
1 英語の構文変化とコーパス
2 日本語の構文変化とコーパス
3 日英比較・方言研究・言語類型論とコーパス
4 言語獲得とコーパス
5 コーパス・自然言語処理の現状と課題

著者紹介

小川 芳樹 (オガワ ヨシキ)  
1969年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、東北大学大学院情報科学研究科教授。専門は、生成文法、形態統語論、語彙意味論、文法化、構文化
長野 明子 (ナガノ アキコ)  
津田塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。現在、東北大学大学院情報科学研究科准教授。専門は、形態論
菊地 朗 (キクチ アキラ)  
1957年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、東北大学大学院情報科学研究科准教授。専門は、統語論、意味論、日英語比較(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)