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負債論 貨幣と暴力の5000年

出版社名 以文社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-7531-0334-8
4-7531-0334-X
税込価格 6,600円
頁数・縦 770,66P 22cm

商品内容

要旨

『資本論』から『負債論』へ。現代人の首をしめあげる負債(=ローン)の秘密を、古今東西にわたる人文知の総結集をとおして貨幣と暴力の5000年史という壮大な展望のもとに解き明かす。資本主義と文明総体の危機に警鐘を鳴らしつつ、21世紀の幕開けを示す革命的な書物。刊行とともに重厚な人文書としては異例の旋風を巻き起こした世界的ベストセラーがついに登場。

目次

モラルの混乱の経験をめぐって
物々交換の神話
原初的負債
残酷さと贖い
経済的諸関係のモラル的基盤についての小論
性と死のゲーム
名誉と不名誉―あるいは、現代文明の基盤について
「信用」対「地金」―そして歴史のサイクル
枢軸時代(前八〇〇‐後六〇〇年)
中世(六〇〇‐一四五〇年)〔ほか〕

著者紹介

グレーバー,デヴィッド (グレーバー,デヴィッド)   Graeber,David
1961年、ニューヨークに生まれる。文化人類学者・アクティヴィスト。ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス人類学教授
酒井 隆史 (サカイ タカシ)  
大阪府立大学教員、専攻は社会思想史、都市形成史
高祖 岩三郎 (コウソ イワサブロウ)  
翻訳家・批評家。1980年渡米、ニューヨーク在住。地球的な反資本主義/国家工作にかかわると同時に、翻訳・執筆活動に従事
佐々木 夏子 (ササキ ナツコ)  
1976年生まれ。新潟県佐渡市出身。立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻博士課程前期課程修了。2007年よりフランス在住、現地で翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)