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殺人の人類史 上

出版社名 青土社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-7917-6961-2
4-7917-6961-9
税込価格 3,520円
頁数・縦 386P 20cm
シリーズ名 殺人の人類史

商品内容

要旨

殺人なき世界はやってくるのか。はるか祖先の食生活や生存戦略、奴隷制や食人や人身供犠という事実、戦争がもたらした略奪や凌辱や惨殺、そしてさまざまなかたちの経済的格差や精神的暴力まで―。古代から近代、そしていまなお繰り広げられるありとあらゆる暴力の膨大なリストを整理し、人類史最大の謎にせまる鬼才の集大成。コリン・ウィルソンの遺作、待望の刊行。

目次

第1部 現在にいたる長い血みどろの道―デイモン・ウィルソン(「科学の大いなる悲劇」
「カインの遺伝」
渚のダーウィン
縁者殺害
「なぜ戦う」
「悪魔の棲む楽園」
文明化された人喰い
「いたる処で鎖に」
「我はスパルタクス」
「彼らは私の妻と子を売ることはもうできない。もう二度と。もう二度と。われわれは今や自由である。神を讃えよ」 ほか)

著者紹介

ウィルソン,コリン (ウィルソン,コリン)   Wilson,Colin
1931年、イギリス生まれ。労働者階級の家に生まれ、さまざまな職につきながら独学、作家の道を志す。56年、『アウトサイダー』でデビュー。思想家・小説家の評伝や、性的倒錯、動機なき殺人、神秘主義などの研究、小説の執筆を通して独自の人間観を展開
ウィルソン,デイモン (ウィルソン,デイモン)   Wilson,Damon
ロンドン在住の作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)