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コルテスとピサロ 遍歴と定住のはざまで生きた征服者

世界史リブレット人 48

出版社名 山川出版社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-634-35048-9
4-634-35048-3
税込価格 880円
頁数・縦 91P 21cm

商品内容

要旨

アメリカ大陸の「発見」は征服に直結しない。広大な領域をスペインの植民地としたのはコルテスとピサロだった。彼らは高度な文明を有したアステカ王国とインカ帝国をわずかな手勢でもってどのように征服したのか。これだけの功績をあげた二人がその夢をはたせずに死を迎えたのはなぜなのか。当時のスペインの政治・社会情勢、カリブ海での経験、先住民社会の内部事情、征服者内部の対立、国王カール五世の思惑から、これらの疑問の解明を試みる。

目次

世界史のなかのアメリカ大陸征服
1 征服までの道のり
2 アステカ王国の征服へ
3 パナマ、カハマルカ、クスコ
4 王室の介入と夢の挫折
5 征服から内戦へ
歴史の審判

著者紹介

安村 直己 (ヤスムラ ナオキ)  
1963年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻、ラテンアメリカおよびスペイン帝国の社会史。現在、青山学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)