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テレヴィジオン

講談社学術文庫 2402

出版社名 講談社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-06-292402-3
4-06-292402-1
税込価格 660円
頁数・縦 119P 15cm

商品内容

要旨

「フロイトへの回帰」を説いたフランスの精神分析家が一九七三年に出演したテレヴィ番組の記録。難解を極める著作『エクリ』(一九六六年)で知られるラカンに高弟ジャック=アラン・ミレールが問いかける。一般の視聴者に語られる師の答えは、後年まで続く『セミネール』にも見られない比類なき明晰さをそなえている。唯一にして最良のラカン入門!

目次

1 わたしはつねに真理を語る
2 無意識、きわめて精確なるもの
3 聖人であること
4 人がわたしのディスクールから身を守るこれらの曖昧な態度
5 わたしたちの享楽の迷い
6 知る、為す、望む
7 よく表現されたことは、明晰に理解される

おすすめコメント

1973年にテレヴィ番組で行われた質疑応答の記録である本書は、最良のラカン入門である。難解で知られる思想の真髄をポケットに!

著者紹介

ラカン,ジャック (ラカン,ジャック)   Lacan,Jacques
1901‐81年。フランスの精神分析家
藤田 博史 (フジタ ヒロシ)  
1955年生まれ。精神分析医、形成外科医。現在、医療法人ユーロクリニーク理事長
片山 文保 (カタヤマ フミヤス)  
1951年生まれ。現在、明星大学教授。専門は、フランス現代思想・精神分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)