脳はなぜ都合よく記憶するのか 記憶科学が教える脳と人間の不思議
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2016年12月 |
ISBNコード |
978-4-06-219702-1
(4-06-219702-2) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 301P 19cm |
商品内容
要旨 |
ニセの記憶を植えつける―そんな物騒な実験を行うことで有名な著者。人間の記憶が間違って形成される過程を明らかにした研究成果を携えて司法当局に協力し、記憶の曖昧な目撃情報によって冤罪の危機にあった多数の容疑者の無実を証明してきた。これまで「記憶は嘘をつく」系の本は多数、出版されてきたが、脳が記憶を都合よく作り替えたり、あり得ないし体験もしていない出来事を知っているかのように記憶したりする不思議なメカニズムの存在理由を、こんなに平易に語った本はほかにない。脳は記憶の正確さを犠牲にしてでも、人間がより豊かに、創造的に生きることを選んだのだ。その巧みな戦略に感嘆せずにはいられない! |
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目次 |
第1章 人生最初の記憶―なぜ、あり得ない出来事を記憶するのか? |
おすすめコメント
ディスカバリーチャンネル、BBC、CNN、ニューヨーク・マガジン誌、タイムズ紙などで「記憶ハッカー」と話題の研究者デビュー作、待望の邦訳! 脳は記憶の正確さを犠牲にしてでも、人が創造的に生きることを選んだ! <なぜ?> あり得ない出来事を記憶するのか 不正確な記憶で世界を解釈するのか 脳は間違って記憶したがるのか 完璧な記憶力を持つ人がいないのか サブリミナルにハマるのか 自分の記憶を過信するのか 衝撃的な出来事を間違って記憶するのか 正しくなくても同調するのか 記憶を取り戻す治療が流行するのか 奇妙なものほど忘れないのか ニセの記憶を植えつける――そんな物騒な実験を行うことで有名な著者。人間の記憶が間違って形成される過程を明らかにした研究成果を携えて司法当局に協力し、記憶の曖昧な目撃情報によって冤罪の危機にあった多数の容疑者の無実を証明してきた。これまで「記憶は嘘をつく」系の本は多数、出版されてきたが、脳が記憶を都合よく作り替えたり、あり得ないし体験もしていない出来事を知っているかのように記憶したりする不思議なメカニズムの存在理由を、こんなに平易に語った本はほかにない。脳は記憶の正確さを犠牲にしてでも、人間がより豊かに、創造的に生きることを選んだのだ。その巧みな戦略に感嘆せずにはいられない!