• 本

板碑の考古学

出版社名 高志書院
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-86215-164-3
4-86215-164-7
税込価格 16,500円
頁数・縦 373P 27cm

商品内容

目次

第1部 板碑づくりの技(板碑の製作技法
緑泥石片岩の分布と特質 ほか)
第2部 武蔵型板碑の分類と編年(12世紀―定型化以前の「板碑」
13世紀前半―武蔵型板碑の型式編年 ほか)
第3部 武蔵型板碑の編年と地域性14〜15世紀(多摩川流域の板碑
多摩地域の伊奈石板碑 ほか)
第4部 板碑の編年と地域性(東北地方日本海側の板碑
陸奥北部の板碑 ほか)

出版社・メーカーコメント

全国に分布する板碑の製作技法や形・大きさの変化、梵字種子の彫り方をもとに地域編年を組み立て、分布状況と型式変化から生産・流通論をも導き出す。地域色豊かな板碑の世界を明らかにし、日本史の解明に一石を投じる1冊。

著者紹介

千々和 到 (チヂワ イタル)  
1947年生、國學院大學文学部史学科特任教授。主な著書『板碑とその時代』(平凡社)、『板碑と石塔の祈り』(山川出版社)、『日本の護符文化』(編著・弘文堂)
浅野 晴樹 (アサノ ハルキ)  
1954年生、埼玉県立嵐山史跡の博物館学芸員。主な論文、「鎌倉街道の考古学」(『鎌倉時代の考古学』高志書院)、『図解・日本の中世遺跡』(共編者・東京大学出版会)、「北条領国の城館と陶磁器」(『戦国大名北条氏』高志書院)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)