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宇宙が始まる前には何があったのか?

文春文庫 S20−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-16-790781-5
4-16-790781-X
税込価格 880円
頁数・縦 343P 16cm

商品内容

要旨

私たちのいる宇宙はビッグバンで誕生した。では、宇宙は「無」から生まれたのか?物質と反物質のわずかな非対称が生んだ私たちの宇宙。なぜ「無」からエネルギーが生じたのか。宇宙はいかにして終わりを迎えるのか。気鋭の宇宙物理学者が最先端の研究成果をもとに、宇宙の意外な姿をわかりやすく描き出す。

目次

何もないところから、何かが生まれなくてはならない
いかに始まったのか?
いかに終わるのか?
時間の始まりからやってきた光
ディラックの方程式
99パーセントの宇宙は見えない
光速を超えて膨張する
二兆年後には銀河系以外は見えなくなる
その偶然は人間が存在するから?
量子のゆらぎ
物質と反物質の非対称
無限の未来には
宇宙が始まる前には何があったのか?

おすすめコメント

宇宙物理学の最先端を平易に語ったベストセラー! 『種の起源』に匹敵する宇宙論のパラダイム・シフト。私たちのいる宇宙はビッグバンで誕生した。では、その前には何があったのだろう。宇宙は「無」から生まれたのか――? 物質と反物質のわずかな非対称が生んだ私たちの宇宙。なぜ「無」からエネルギーが生じたのか。宇宙はいかにして終わりを迎えるのか。・宇宙は加速しながら膨張しており、やがて光速を超える ・99パーセントの宇宙は見えない ・未来には私たちがいま観測している宇宙は観測困難となる などなど、最先端の研究成果ともとに、気鋭の宇宙物理学者が宇宙の意外な像をわかりやすく描き出す。リチャード・ドーキンス氏、推薦。

著者紹介

クラウス,ローレンス (クラウス,ローレンス)   Krauss,Lawrence
宇宙物理学者。アリゾナ州立大学で「起源プロジェクト」を創設し、率いる。1995年、マイケル・ターナーとともに「真空のエネルギーは、非常に小さいがゼロではない」という説を提唱、のちに実証される。一般向けに科学の研究成果を精力的に発信しているほか、リチャード・ドーキンスとともに神学者や哲学者とディベートも行なっている。2012年に全米科学審議会から「公益賞」を授与された
青木 薫 (アオキ カオル)  
1956(昭和31)年、山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士、翻訳家。「翻訳を通じて数学の普及に大きく貢献している」として2007年の日本数学会出版賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)