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知性の磨き方

SB新書 374

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-7973-8878-7
4-7973-8878-1
税込価格 880円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

タフな知性は「生存戦略」として最も有効だ。知性とは困難や厳しい現実に直面したときに、その原因が何かを見極め、取りうる選択肢を探し対処する力に他ならない。つまり真の知性とは「生きる力」そのものだが、現代は知性に対するアンチとしての「反知性主義」が台頭したり、AI(人工知能)が今後人間の知能を凌駕するともいわれており、知性の力が改めて問われている。誰もが訓練により高められるものとしての知性を鍛え、普遍的な力を手に入れる。

目次

第1章 悩みぬくことで鍛えられる知性(近代日本屈指の知性・漱石に学ぶ
自分を見失いがちな状況でどう振るまうか ほか)
第2章 激変する時代を切り拓く知性(イノベーションに適応する知性
古い時代へのノスタルジーはほどほどに ほか)
第3章 肚、身体に宿る知性(知性はヘソの下から湧き上がる
ストレス社会を「死の覚悟」で乗り切る? ほか)
第4章 自我を解き放つ知性(借り物ではなく、自分自身で考えるとは?
自分が取り払われていく瞬間に感動は訪れる ほか)
第5章 探求する者がつかみ取る知性(私たちは本当の「探求」の醍醐味を忘れている
「ググる」ことで探求からむしろ遠ざかる? ほか)

おすすめコメント

◆AIにも負けない知性をつくる! ・悩んでも混乱せず、問いから逃げない ・仕事の中に自己本位の要素を確保する ・「覚悟を決めた」学問は前頭葉を鍛える ・知の力でメンタルの悩みから解放される ・自分の力を信じるあり方から離れてみる ◆タフな知性は「生存戦略」として最も有効だ 知性とは困難や厳しい現実に直面したときに、その原因が何かを見極め、取りうる選択肢を探し対処する力に他ならない。つまり真の知性とは「生きる力」そのものだが、現代は知性に対するアンチとしての「反知性主義」が台頭したり、AI(人工知能)が今後人間の知能を凌駕するともいわれており、知性の力が改めて問われている。誰もが訓練により高められるものとしての知性を鍛え、普遍的な力を手に入れる。◆AI(人工知能)、反知性主義の台頭……移ろう時代に〈本物のさびない知性〉を養う! 知性があれば、折れない、しがみつかない、動じない!

著者紹介

齋藤 孝 (サイトウ タカシ)  
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)