• 本

作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-309-72911-4
4-309-72911-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 187P 19cm

商品内容

要旨

可笑しい!エロい!グロい!古典ってこんなに面白い!「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」で新訳を手掛けた作家たちが語る、最良の古典入門ガイド。

目次

古事記―日本文学の特徴のすべてがここにある(池澤夏樹)(日本文学のはじまり
政治的な目的、文学的な喜び ほか)
日本霊異記・発心集―日本の文学はすべて仏教文学(伊藤比呂美)(古代の流星群
エロ満載。生きるがまま、死ぬがまま ほか)
竹取物語―僕が書いたような物語(森見登美彦)(順番がまわってきた
アホな男たちの勢い ほか)
宇治拾遺物語―みんなで訳そう宇治拾遺(町田康)(人と会えるような嬉しさ
コツ1 直訳 ほか)
百人一首―現代に生きる和歌(小池昌代)(日本語の井戸
歌の花束、和歌の祝祭 ほか)

おすすめコメント

話題の古典新訳を手掛けた作家たちは作品についてどう捉え、どう訳したのか。作品の魅力や訳の工夫を語った、大好評の古典講義。

著者紹介

池澤 夏樹 (イケザワ ナツキ)  
1945年生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、2011年朝日賞、ほか多数受賞
伊藤 比呂美 (イトウ ヒロミ)  
1955年東京都生まれ。詩人・作家。99年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞を受賞、2006年詩集『河原荒草』で高見順賞、07年『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、08年紫式部文学賞を受賞。15年坪内逍遙大賞を受賞
森見 登美彦 (モリミ トミヒコ)  
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒業、同大学院修士課程修了。2003年「太陽の塔」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。著書に『夜は短し歩けよ乙女』(山本周五郎賞)、『ペンギン・ハイウェイ』(日本SF大賞)、『聖なる怠け者の冒険』(京都本大賞)などがある
町田 康 (マチダ コウ)  
1962年大阪府生まれ。作家・詩人・パンク歌手。97年「くっすん大黒」で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、01年、詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞、08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞
小池 昌代 (コイケ マサヨ)  
1959年東京生まれ。詩人・作家。99年詩集『もっとも官能的な部屋』で高見順賞、2010年『コルカタ』で萩原朔太郎賞を受賞。短編集に『感光生活』『悪事』『タタド』(07年表題作で川端康成文学賞)、長編に『厩橋』『弦と響』、14年『たまもの』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)