• 本

小林カツ代伝 私が死んでもレシピは残る

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-16-390396-5
4-16-390396-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 254P 20cm

商品内容

要旨

天性の舌を持つ不世出の料理研究家・小林カツ代。その波乱の生涯をレシピと共に描く傑作評伝。

目次

第1章 料理の鉄人
第2章 小林カツ代の家庭料理とは何か?
第3章 大阪大空襲
第4章 カツ代を育てたミナミの味
第5章 料理研究家・小林カツ代誕生
第6章 母として、女としての葛藤
第7章 天命

おすすめコメント

「小林カツ代という人は天才でした。紀元前、紀元後ではありませんが、家庭料理の世界では、カツ代前、カツ代後という言葉があってもおかしくない」と、料理専門の編集者に言わしめるほどの存在だった「家庭料理のカリスマ」が亡くなって三年。その波乱万丈の生涯を、生前から親交のあった気鋭のノンフィクションライターがたどる決定版評伝。大阪の商家の「こいさん」(末娘)として生まれ、大学を出てすぐに結婚。新婚当時は味噌汁も満足に作れなかった主婦が、いかにして戦後日本を代表する料理研究家になったのか……。実姉や娘、元夫など家族の証言や、弟子たち、彼女を知る多くの関係者に広く取材し、仕事と家庭の両面から小林カツ代の実像に迫る。伝説の「肉じゃが」、「わが道をゆくワンタン」など傑作レシピも紹介。

著者紹介

中原 一歩 (ナカハラ イッポ)  
1977年生まれ。高校卒業後、博多の屋台で働きながら、地方紙や週刊誌で執筆活動をはじめる。19歳で上京後は、南極から北朝鮮、アマゾンの源流からアフガニスタンの戦場など世界を放浪。フリーランスの記者として雑誌「AERA」の「現代の肖像」など数多くの雑誌、週刊誌、Webにルポルタージュを発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)