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金融機関のための不祥事件対策実務必携

出版社名 金融財政事情研究会
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-322-13034-8
4-322-13034-8
税込価格 5,500円
頁数・縦 505P 22cm

商品内容

要旨

横領、浮貸し、顧客情報漏洩、インサイダー取引―後を絶たない金融機関の不祥事件。どうすれば有効な対策を講じることができるのか?ひとたび発生すると金融機関の信用を著しく損ないかねない不祥事件について、法令・犯罪心理・内部監査の各面から検討を加え、実務上直面することが想定されるさまざまな問題について一問一答方式で詳細かつ丁寧に解説!

目次

第1編 不祥事件に関する基礎知識(不祥事件とは。不祥事、不正の関連は
不祥事件の発生状況 ほか)
第2編 不祥事件に関する法令・ルール(銀行法における不祥事件
不祥事件(金員の着服等)における刑罰 ほか)
第3編 最近の金融機関の不祥事件の傾向(近年の不祥事件の特徴
横領事件の特徴 ほか)
第4編 本部各部門と営業店職員の役割(支店長に求められる対応
支店の職員に求められる対応 ほか)
第5編 不祥事件への対応(不祥事件の未然防止・事前抑止
不祥事件の早期発見 ほか)

おすすめコメント

金融機関にとっての重大なリスクである不正・不祥事件について、法令・犯罪心理・内部監査といったさまざまな面から検討を加えるとともに、実務上直面することが想定される問題を一問一答方式で詳細かつ丁寧に解説。金融機関において不正・不祥事件対策への対応を求められる内部監査部門、コンプライアンス統括部門、人事部門、事務部門の担当者必携の1冊!

著者紹介

甘粕 潔 (アマカス キヨシ)  
公認不正検査士(CFE)。昭和63年東京外国語大学卒。平成7年米国デューク大学経営大学院修了(MBA)。昭和63年横浜銀行に入行し、国内外支店、人事部等を歴任。平成15年株式会社ディー・クエスト取締役に就任し、組織のコンプライアンス体制強化支援事業を統括。平成19年同社と米国公認不正検査士協会(ACFE)とのライセンス契約に基づき設立された日本公認不正検査士協会の専務理事に就任し、日本におけるCFE資格の普及活動に従事
宇佐美 豊 (ウサミ ユタカ)  
金融監査コンプライアンス研究所代表・公認不正検査士(CFE)。昭和61年明治大学経営学部卒。同年東海銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行、国内営業店勤務の後、融資第二部、融資管理部、資産監査部、業務監査部各調査役、UFJ銀行内部監査部調査役、三菱東京UFJ銀行監査部業務監査室上席調査役を経て、平成18年3月退職。同年十六銀行入行、リスク統括部、コンプライアンス統括部各主任調査役、コンプライアンス統括部法務室長、十六総合研究所部長主席研究員(エグゼクティブフェロー)を歴任
川西 拓人 (カワニシ タクト)  
のぞみ総合法律事務所・弁護士。平成14年京都大学法学部卒業、平成15年弁護士法人御堂筋法律事務所入所、平成20年金融庁検査局出向(金融証券検査官、専門検査官)、平成22年弁護士法人御堂筋法律事務所東京事務所復帰、平成27年よりのぞみ総合法律事務所、金融庁検査局では金融検査における金融機関の不祥事件防止態勢の検証等の業務に従事、現在は金融機関のコンプライアンスに関する業務を主として取り組むとともに、銀行、証券会社、J‐REIT資産運用会社等のコンプライアンス委員等を務める
吉田 孝司 (ヨシダ タカシ)  
みなと銀行監査部次長。昭和57年関西学院大学商学部卒。同年兵庫相互銀行(現みなと銀行)入行。営業店勤務後、審査企画部調査役として自己査定を担当。その後営業店支店長を経験後、企画部・リスク統括部各主任調査役としてJ‐SOXのプロジェクト責任者を務め、平成21年7月より現職。公認内部監査人(CIA)資格を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)