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半自叙伝

河出文庫 ふ15−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-309-41513-0
4-309-41513-X
税込価格 896円
頁数・縦 215P 15cm

商品内容

要旨

見た事と見なかったはずの事との境が私にあってはとかく揺らぐ。あるいは、その境が揺らぐ時、何かを思い出しかけているような気分になる―空襲に怯え、敗戦の焼跡を走りまわった幼年期、文学との出会いと高度経済成長の時代、そして現在まで。老年と幼年、重なりゆく記憶の中に作家は何を読み、自身の創作をどう生きてきたのか。魂の往還から滲む深遠なる思考。

目次

1 半自叙伝(戦災下の幼年
闇市を走る子供たち
蒼い顔
雪の下で
道から逸れて
吉と凶と
魂の緒
老年)
2 創作ノート(初めの頃
駆出しの喘ぎ
やや鬱の頃
場末の風
聖の祟り
厄年の頃
秋のあはれも身につかず)

おすすめコメント

現代日本文学最高峰の作家は、時代になにを読み、自身の創作をどう深めてきたのか――老年と幼年、魂の往復から滲む深遠なる思索。

著者紹介

古井 由吉 (フルイ ヨシキチ)  
1937年東京都生まれ。71年「杳子」で芥川賞、83年『槿』で谷崎潤一郎賞、87年「中山坂」(『眉雨』所収)で川端康成文学賞、90年『仮往生伝試文』で読売文学賞、97年『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)