• 本

「月給100円サラリーマン」の時代 戦前日本の〈普通〉の生活

ちくま文庫 い91−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-480-43426-5
4-480-43426-7
税込価格 880円
頁数・縦 297P 15cm

商品内容

要旨

戦前社会が「ただまっ暗だったというのは間違いでなければうそである」(山本夏彦)。戦争が間近に迫っていても、庶民はその日その日をやりくりして生活する。サラリーマンの月給、家賃の相場、学歴と出世の関係、さらには女性の服装と社会的ステータスの関係まで―。豊富な資料と具体的なイメージを通して、戦前日本の「普通の人」の生活感覚を明らかにする。

目次

第1章 お金の話―基準は「月給百円」
第2章 戦前日本の「衣・食・住」
第3章 就職するまで
第4章 サラリーと昇進の「大格差」
第5章 ホワイトカラー以外の都市生活
終章 暗黙の戦争支持

おすすめコメント

物価・学歴・女性の立場――。豊富な資料と具体的なイメージを通して戦前日本の「普通の人」の生活感覚を明らかにする。解説_パオロ・マッツアリーノ

著者紹介

岩瀬 彰 (イワセ アキラ)  
1955年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、共同通信社入社。香港支局、中国総局勤務を経て、現在、アジア各国・地域の経済情報を発信する(株)NNA代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)