• 本

アメリカ帝国の終焉 勃興するアジアと多極化世界

講談社現代新書 2413

出版社名 講談社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-06-288413-6
4-06-288413-5
税込価格 836円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

変貌する国際関係を追跡してきた著者が、アメリカ・デトロイト、インドネシア・ジャカルタ、中国・寧夏、日本・北海道を歩きながら描き出す、グローバリズムを日本が生き抜くための知恵。

目次

序章 トランプ・ショック以後(二匹の妖怪
二つのグローバル化
二つのアメリカン・ポピュリズム
トランプのつくる世界)
第1章 衰退する帝国―情報革命の逆説(デトロイトの冬
解体するアメリカ
過剰拡張する帝国
情報革命の逆説
失われていく覇権)
第2章 テロリズムと新軍産官複合体国家―喪失するヘゲモニー(テロリズムという闇
テロリズムとは何か
新軍産官複合体国家へ)
第3章 勃興するアジア―資本主義の終焉を超えて(ジャカルタの夏
勃興するアジア資本主義
太平洋トライアングルからアジア生産通商共同体へ)
終章 同盟の作法―グローバル化を生き抜く知恵(もう一つの中国
空間オーナスから空間ボーナスへ
同盟の作法
グローバル化を生き抜く知恵)

おすすめコメント

世界を徘徊するポピュリズムとテロリズムという二匹の妖怪。ブレグジット、トランプ・ショック、その次は? アメリカ大衆の反逆、泥沼化する中東、勃興するアジア型資本主義――、これが多極化世界の新しい見取り図だ! 世界最大の自動車生産都市として栄華を誇ったアメリカ・デトロイトの荒廃が示す、「ものづくり資本主義」から「金融証券資本主義」への変貌。首都ワシントンの職業政治家、ウォール街への大衆の反逆。アフガニスタン、イラク、そしてシリアと、中東でつづけられる「もっとも長い戦争」の裏で進む、アメリカの「軍産官複合体」国家化。その一方で、インドネシア・ジャカルタや中国・寧夏の喧噪が示す、欧米型とは異なる新興アジア型資本主義の興隆。米欧日などの先進国から、中国やインドなど新興国への主軸転換、南北が逆転しつつある、新しいグローバリズムを、北海道・十勝をはじめとした、日本の地方の中小企業はどう生き抜こうとしているのか。トランプ・ショック以後の、「同盟の作法」を、長年、国際政治を追跡してきた著者が描き出す。

著者紹介

進藤 榮一 (シンドウ エイイチ)  
1939年、北海道生まれ。京都大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。筑波大学教授、ハーバード大学、プリンストン大学などの研究員、早稲田大学アジア研究機構客員教授などの研究員、早稲田大学アジア研究機構客員教授などを歴任。現在、筑波大学名誉教授、アジア連合大学院機構理事長。専門はアメリカ外交、国際政治経済学。『現代アメリカ外交序説』で吉田茂賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)