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日本の工芸を元気にする!

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-492-50287-7
4-492-50287-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 255P 20cm

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要旨

1716年に奈良で創業し、2016年に300周年を迎えた老舗「中川政七商店」の動きが注目を集めている。元は手績み手織りの麻織物の商いを中心としていた同社だが、近年は全国約50店舗の直営店などで工芸品をベースにした雑貨の自社ブランドを展開、そのセンスの良さに若い世代からも広く支持を集めている。その同社のブランド展開をリードするとともに、業界特化型コンサルティングや合同展示会を含む「日本市プロジェクト」などで日本の工芸界全体の活性化に挑んでいるのが、13代代表取締役社長の中川淳氏(2016年11月に十三代中川政七を襲名)だ。本書では、13代中川社長自らが、これまでの歩みと経営に対する考え方、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンとその実践について語っている。中川淳氏は2015年に「ポーター賞」、2016年に「日本イノベーター大賞」優秀賞を受賞。テレビ出演などメディアへの露出も多い。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2017年04月07日]

商品内容

要旨

創業300年、奈良の小さな老舗から全国展開まで今、最も注目される若手経営者が格闘し、挑み続けた15年の記録と、未来への構想。現代的マネジメントとブランディングで伝統産業を蘇らせる!

目次

第1章 老舗の跡を継ぐ
第2章 家業を会社にする
第3章 ビジョンが生まれる
第4章 十三代社長に就任する
第5章 ビジネスモデルが機能し始める
第6章 三〇〇周年を迎え撃つ
第7章 日本の工芸を元気にする!

おすすめコメント

創業300年、奈良の小さな老舗から全国展開まで。現代的マネジメントとブランディングで伝統産業を蘇らせる! 著者の中川政七(中川淳)は、2002年に家業に転職し、その後の15年で製造から小売まで、業界初のSPAモデルを構築し、「遊中川」「中川政七商店」「日本市」など、工芸品をベースにした雑貨の自社ブランドを確立してきた。現在、全国に約50の直営店を展開している。また、工芸分野の経営コンサルティング事業を行い、日本各地の企業・ブランドの経営再建に尽力している。そのミッションは、「日本の工芸を元気にする!」ことにある。ポーター賞、日本イノベーター大賞を受賞した、今、最も注目される若手経営者が格闘し挑み続けた15年の記録と、未来への構想。

著者紹介

中川 政七 (ナカガワ マサシチ)  
中川淳。株式会社中川政七商店十三代代表取締役社長。1974年奈良県生まれ。京都大学法学部卒業後、2000年富士通入社。2002年に株式会社中川政七商店に入社し、2008年に代表取締役社長に就任。製造から小売まで、業界初のSPAモデルを構築。「遊中川」「中川政七商店」「日本市」など、工芸品をベースにした雑貨の自社ブランドを確立し、全国に約50店舗の直営店を展開している。また、2009年より業界特化型の経営コンサルティング事業を開始し、日本各地の企業・ブランドの経営再建に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)