• 本

心理学研究法 心を見つめる科学のまなざし

補訂版

有斐閣アルマ Basic

出版社名 有斐閣
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-641-22086-7
4-641-22086-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 372P 19cm
シリーズ名 心理学研究法

商品内容

要旨

心理学の知識を正しく理解するためには、研究方法についての知識が不可欠。科学研究の基本的なロジックと結びつけて、さまざまな心理学研究法を紹介。入門者でも予備知識なしに理解できる丁寧でわかりやすい解説。好評のテキストに「効果量」「信頼区間の活用」に関する新たな節を追加。コラムも加筆し、一層充実した内容に。

目次

第1部 実証(科学と実証―なぜ直観ではいけないのか?
実験と観察―実証の2つの顔
実証の手続き―観念の世界と現実の世界を結ぶ)
第2部 実験的研究(独立変数の操作―原因をどうやってつくり出すか?
従属変数の測定―結果をどうやって取り出すか?
剰余変数の統制―原因を見誤らないために
さまざまな実験法―現実の制約のなかで
コンピュータ・シミュレーション―モデルによる心理研究って何?
心理学に特有な問題―自分も相手も生身の人間となると…)
第3部 観察的研究(調査法―相関で探る心と社会
観察法―日常のふるまいのなかに心の本質を見出す
検査法―心理テストで何がわかるか?
面接法―個別性と関係性から追究する人間の心)
第4部 実施と解釈(研究の実施―それは単純作業ではない
結果の解釈―実験結果の解釈を中心に
統計的分析―目的やロジックと適用上の留意点を理解するために
研究報告―コミュニケーションの大切さ)

著者紹介

高野 陽太郎 (タカノ ヨウタロウ)  
1950年生まれ。東京大学名誉教授。専攻は認知心理学、社会心理学
岡 隆 (オカ タカシ)  
1959年生まれ。現在、日本大学文理学部教授。専攻は社会心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)