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労働者保護法の基礎と構造 法規制の柔軟化を契機とした日独仏比較法研究

出版社名 有斐閣
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-641-14490-3
4-641-14490-7
税込価格 8,800円
頁数・縦 378P 22cm

商品内容

文学賞情報

2017年 第40回 労働関係図書優秀賞受賞

目次

第1編 問題の所在(労働法の特徴と問題点
国家規制と労使合意の関係
学説の議論
法規制からの逸脱と労働者の同意
本書の検討内容)
第2編 ドイツ(伝統的労働協約制度と国家規制
労働組合をめぐる変容と労働法体系への影響
事業所委員会制度と国家規制
ドイツ法の分析)
第3編 フランス(団体交渉・労働協約制度の概要
法規制の柔軟化と労働協約
フランス法の分析)
第4編 総括(ドイツ・フランスの比較
日本法の分析
結論と展望)

出版社・メーカーコメント

労使合意による例外設定(逸脱)を認める規制手法に注目し、その有用性と限界を明らかにする。労働者保護の実現において、誰がどのように関わるのが適切であるのかを包括的・体系的に論ずる。

著者紹介

桑村 裕美子 (クワムラ ユミコ)  
1981年9月鳥取県に生まれる。2004年3月東京大学法学部卒業、同4月東京大学大学院法学政治学研究科助手(〜2007年3月)。2007年4月〜現在、東北大学大学院法学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)