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遠山啓 行動する数楽者の思想と仕事

出版社名 太郎次郎社エディタス
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-8118-0799-7
4-8118-0799-5
税込価格 3,240円
頁数・縦 398P 20cm

商品内容

要旨

先駆的な数学研究、水道方式と量の体系、数学教育の現代化、障害児の原教科教育、競争原理批判…。その仕事の全貌を遠山本人の著述とともに描きだす。人間と文化を愛し、時代と格闘しつづけた四十年の軌跡。

目次

第1章 学問・文学と出会うまで―一九〇九年‐一九三〇年(十歳‐二十歳代)
第2章 先駆的な数学研究への情熱―一九四〇年代(三十歳代)
第3章 数学教育の改革運動へ―一九五〇年代(四十歳代)
第4章 「水道方式」と「量の体系」を創る―一九六〇年代(五十歳代)1
第5章 数学教育の現代化をめざして―一九六〇年代(五十歳代)2
第6章 人間の文化としての数学―一九六〇年代(五十歳代)3
第7章 知の分断を超えて―教育と学問・科学・芸術(ミドルサマリー)
第8章 原点としての障害児教育―一九七〇年代(六十歳代)1
第9章 競争原理・序列主義への挑戦―一九七〇年代(六十歳代)2
第10章 “術・学・観”の教育論―一九七〇年代(六十歳代)3
第11章 「ひと」運動のしごと―最晩年・一九七二年‐一九七九年

おすすめコメント

遠山啓とはなにものか──。1950年代から60年代、いまも読み継がれる『無限と連続』『数学入門』を著し、数学教育の改革を提唱して「水道方式」「量の体系」を創出。障害児への教科教育の道を拓き、70年代には「競争原理批判」を展開。ガウス分布にもとづく5段階評価の誤りを指摘し、序列主義と学歴社会を超える論証を発表する。最晩年、教育の市民運動を主宰して、親と教師と若者をつないだ。数学者・教育者・思想家にして教育運動の実践者。その仕事の全貌を遠山本人の著述とともに描きだす。本書は「遠山啓著作集」の編集者がまとめた初の評伝であり、「遠山啓による遠山啓入門」の書である。

著者紹介

友兼 清治 (トモカネ セイジ)  
1945年、神奈川県の川崎に生まれる。1968年、国土社に入社。数学教育協議会の担当編集者となり、遠山啓と出会う。1974年、創設まもない太郎次郎社に移籍。月刊誌『ひと』の編集とともに、同社の遠山著作のほとんどを担当する。太郎次郎社代表取締役をへて、1990年よりフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)