誰も書けなかった「笑芸論」 森繁久彌からビートたけしまで
講談社文庫 た58−4
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2017年3月 |
ISBNコード |
978-4-06-293567-8
(4-06-293567-8) |
税込価格 | 660円 |
頁数・縦 | 249P 15cm |
商品内容
要旨 |
森繁久彌の隣家で育ち、寄席で見た林家三平。小学校の卒業文集に「青島幸男になりたい」と書き、森田芳光と飲み歩いた大学時代。毎週続くドリフ地獄の会議と浅草のすげぇ奴“ビートたけし”との出会いから伝説のオールナイトニッポン誕生。“笑い”を生きた男がすべてを書いた、自伝的「笑芸論」の決定版。 |
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目次 |
第1章 体験的「笑芸」六〇年史(森繁久彌 |
おすすめコメント
「笑い」と共に生きてきた伝説の放送作家だからこそ、ここまで書けた!森繁からたけしまで、その伝説のすべてを晒す「体験的笑芸論」 第一章 「体験的・笑芸六〇年史」 森繁久彌の横の家に生まれ、森繁氏の庭の柿を盗み、子犬まで捨ててしまった少年時代。日大落語研究会で森田芳光の先輩として飲み歩いた日々。塚田茂に弟子入りし、預けられた「ドリフ」の毎週続く地獄の会議。森繁久彌、三木のり平、青島幸男、渥美清、林家三平、永六輔、古今亭志ん朝、森田芳光、立川談志、三波伸介、景山民夫、大滝詠一、坂本九 番外編 脱線トリオ、クレイジーキャッツ、コント55号、ザ・ドリフターズ を収録。第二章 「ビートたけしと笑芸の夜明け」 「浅草にすげぇ奴がいる!」という噂を聞きつけ足を運んだ浅草で出会ったビートたけし。その出会いから伝説の「オールナイトニッポン」まで。笑いの歴史を塗り替えた瞬間を、その横で「バウ、バウ!」と目の当たりにした著者がすべて語る。第三章 「東京の笑芸私史」 東京の笑いの中心・有楽町日劇ホール。戦後の「笑い」から現在の東京の「笑い」への系譜を、場所と出来事・人を縦横に繋ぎ浮かび上がらせた、私的笑芸六十年史。解説 宮藤官九郎