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徹底検証日本の右傾化

筑摩選書 0142

出版社名 筑摩書房
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-480-01649-2
4-480-01649-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 387,9P 19cm

商品内容

要旨

日本の右傾化が進んでいると言われて久しい。実際、ヘイトスピーチや改憲潮流、日本会議など、それを示す事例には事欠かない。ならば日本社会は、全般的に右傾化が進んでいるのか?本書ではその全体像を明らかにすべく、ジャーナリストから研究者まで第一級の書き手が結集。「社会」「政治と市民」「国家と教育」「家族と女性」「言論と報道」「宗教」の六分野において、それぞれ実態を明らかにしていく。いま、もっとも包括的にして最良の「右傾化」研究の書である。

目次

第1部 壊れる社会―新自由主義、レイシズム、ヘイトスピーチ
第2部 政治と市民―右傾化はどこで起こっているのか
第3部 国家と教育―強まる統制、侵蝕される個人
第4部 家族と女性―上からの押し付け、連動する草の根
第5部 言論と報道―自己賛美と憎悪の連鎖に向き合う
第6部 蠢動する宗教―見えにくい実態、問われる政治への関与

おすすめコメント

日本会議、ヘイトスピーチ、改憲潮流……。現代日本の「右傾化」を、ジャーナリストから研究者まで第一級の著者が多角的に検証!

著者紹介

塚田 穂高 (ツカダ ホタカ)  
1980年、長野市生まれ。國学院大學研究開発推進機構日本文化研究所助教。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程を修了。博士(文学)。宗教社会学・日本文化論を専攻。新宗教運動・政教問題・カルト問題などの研究に取り組む。著書に『宗教と政治の転轍点―保守合同と政教一致の宗教社会学』(花伝社、2015年、2015年度日本宗教学会賞受賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)