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田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 タルマーリー発、新しい働き方と暮らし

講談社+α文庫 G302−1

出版社名 講談社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-06-281714-1
4-06-281714-4
税込価格 869円
頁数・縦 270P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「食」と「職」について考える

    修行したパン屋で著者は劣悪な労働環境と腐らないパンのおかしさを目の当たりにします。
    そのおかしさを打破するために、著者は「発酵」と「マルクス経済学」をキーコンセプトにしたユニークなパン屋「タルマーリー」を開店し、日々奮闘します。
    食の安全や健全な働き方について考えさせてくれる1冊です。

    (2020年4月20日)

商品内容

要旨

「気づけば定職にもつかぬまま、30歳になろうとしていた。どんな小さなことでもいいから『ほんとうのこと』がしたい。初めて自分の心の奥底から出てきた、その声に従い、僕はパン屋になることを決めた」マルクスと天然麹菌に導かれ、「田舎のパン屋」へ。そこで実践する、働く人、地域の人に還元する経済と暮らしが、いま徐々に日本社会に広がっていく。ビール造りの場を求め、さらに鳥取・智頭町へ。新たな挑戦を綴った「文庫版あとがき」も収録。

目次

第1部 腐らない経済(何かがおかしい(サラリーマン時代の話・僕が祖父から受け継いだもの)
マルクスとの出会い(僕が父から受け継いだもの)
マルクスと労働力の話(修業時代の話1)
菌と技術革新の話(修業時代の話2)
腐らないパンと腐らないおカネ(修業時代の話3))
第2部 腐る経済(ようこそ、「田舎のパン屋」へ
菌の声を聴け(発酵)
「田舎」への道のり(循環)
搾取なき経営のかたち(「利潤」を生まない)
次なる挑戦(パンと人を育てる))

著者紹介

渡邉 格 (ワタナベ イタル)  
1971年東京都生まれ。フリーターだった23歳のときに学者の父とハンガリーに滞在。食と農に興味を持ち、25歳で千葉大学園芸学部入学。卒業後就職した農産物卸販売会社で妻・麻里子と出会う。31歳でパン職人になる決意をし修業を開始。2008年に独立し千葉県で「パン屋タルマーリー」を開業。2011年東日本大震災を機に岡山県真庭市勝山に移転。2015年、パン製造に加え、地ビール事業に取り組むべく、鳥取県八頭郡智頭町に移転した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)