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水滸伝 虚構のなかの史実

改版

中公文庫 み22−22

出版社名 中央公論新社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-12-206389-1
4-12-206389-2
税込価格 924円
頁数・縦 242P 16cm
シリーズ名 水滸伝

商品内容

要旨

宋の時代の史書に散見する宋江が三六人の仲間とともに反乱を起こしたという記述は、中国民衆によって、一〇八人の豪傑が活躍する痛快無比な伝奇小説『水滸伝』となった!「現今の中国を理解するため」の必読書だと言う著者が、歴史と虚構を対比させてその魅力を解き明かす。

目次

第1章 徽宗と李師師
第2章 二人の宋江
第3章 妖賊方臘
第4章 宦官童貫
第5章 姦臣蔡京
第6章 魯智深と林冲
第7章 戴宗と李逵
第8章 張天師と羅真人
第9章 宋江に続く人々

おすすめコメント

宋の時代の史書に散見する宋江が三十六人の仲間とともに反乱を起こしたという記述は、中国民衆によって、一〇八人の豪傑が活躍する痛快無比な伝奇小説『水滸伝』となった! 少年時代から「隠れてでも読んだ」水滸伝ファンだった著者が、歴史と虚構を対比させてその魅力を解き明かす。〈解説〉礪波 護

著者紹介

宮崎 市定 (ミヤザキ イチサダ)  
1901(明治34)年、長野県飯山市に生まれる。松本高校を経て、25(大正14)年、京都大学文学部史学科東洋史学専攻卒業。六高教授、三高教授、京都大学文学部教授を歴任。65(昭和40)年、停年退官。京都大学名誉教授。文学博士。専門は中国の社会・経済・制度史。89(平成元)年、文化功労者。95年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)