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なぜ日本企業は勝てなくなったのか 個を活かす「分化」の組織論

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-10-603798-6
4-10-603798-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 219P 20cm

商品内容

要旨

会社が危機の時、全社一丸となろうとしてはいないか?かつて利点だった日本企業の「まとまる力」が、いま社員一人一人の能力を引き出すことの大きな妨げになり、組織を不活性化させている。必要なのは、まず組織や集団から個人を「引き離すこと」なのだ。働き方をドラスティックに変え、個の力を充分に活かすための新しい提案。

目次

第1章 「未分化」が引き起こしていること(「分化」とは何か
企業不祥事はなぜ繰り返されるのか
「ブラック企業一掃」の壁
「女性活躍推進」の壁
「同一労働同一賃金」の壁)
第2章 日本企業の深層に残っているもの(なぜ日本企業は勝てなくなったのか
共同体型組織の限界
成果主義が失敗した本当の理由)
第3章 「分化」するとどう変わるか?(「分化」することのメリット
「分化」すればつながる
個人レベルの分化)
第4章 「分化」と「統合」をどう両立させるか?(ジレンマから抜け出すには
分化した個人は、どう協働するのか
「分化」をどう仕掛けるか)
第5章 「分化」の過去と未来(タテの分化からフラット化へ
ヨコに分化するポスト工業社会
やがて分化は終わるのか)

おすすめコメント

さらば、集団主義! 企業を再生させる新しい働き方とは? 会社が危機の時、全社一丸になろうとしてはいないか? かつて利点だった日本企業の「まとまる力」が、いま社員一人一人の能力を引き出すことの大きな妨げとなり、組織を不活性化させている。必要なのは、まず組織や集団から個人を「引き離すこと」なのだ。働き方をドラスティックに変え、個の力を充分に活かすための大胆な提案。

著者紹介

太田 肇 (オオタ ハジメ)  
1954(昭和29)年兵庫県生まれ。同志社大学政策学部教授。神戸大学大学院経営学研究科修了。経済学博士。専門は個人を尊重する組織の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)