金融e時代 中国における金融デジタル化の現在と未来
出版社名 | 東洋経済新報社 |
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出版年月 | 2017年4月 |
ISBNコード |
978-4-492-65479-8
(4-492-65479-8) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 296P 22cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 スマートフォンやPCでの決済やネットバンキングを多くの人が当たり前のように使う時代になり、IT・インターネットの金融分野での活用を意味する「フィンテック」という用語も一般的になってきた。独自の急速なITの発展を続ける中国にも、こうした旋風は巻き起こっている。とくに近年は個人のインターネット金融の利用者が急増、滞納者が続出するなど社会問題にもなっているようだ。本書では、中国金融業界のオピニオンリーダーとされる著者が、近年の金融デジタル化の潮流と具体的な動きを概観し、その裏にあるロジックを読み解く。既存の金融機関の電子化、IT企業の金融分野への進出の両面から分析するとともに、ビッグデータ、モバイルなどがキーになるであろう金融の未来像を描いている。著者は現在「証通」董事長、上海インターネット金融協会会長。銀聯の初代総裁として中国の決済インフラ構築、銀聯カードの事業化・国際化をリードし、「中国のVISAの父」と呼ばれる。 |
商品内容
要旨 |
中国発の破壊的イノベーションが到来する!?金融業界の変革、FinTechをリードしている著者による「インターネット金融の本質がわかる」ビジネスパーソン必読の書。 |
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目次 |
第1章 金融の変遷 |
おすすめコメント
中国発の破壊的イノベーションが到来する!? 金融業界の変革、FinTechをリードしている著者による 「インターネット金融の本質がわかる」 ビジネスパーソン必読の書 絶え間ない変革と革新が求められる時代こそが、私たちにより多くのイマジネーションの可能性を与える。私はこの本を通じて、デジタル化時代における 金融業界の成長のロジックについて、読者の皆さんと一緒に考えたいのである。(「はじめに」より) 【主要目次】 第1章 金融の変遷 独身の日(光棍節)の啓示 金融の電子化 事例:限りなく成長する「ムーアの法則」 事例:SFNB―本物のネットバンク 光速30年 事例:中国銀聯 第2章 恐竜は死なず 新銀行=「店舗/建物」+「マウス」+「親指」 「醜いアヒルの子」が「白鳥」に 事例:招商銀行 事例:倒れた「黄色い巨人」 2本の脚で歩く 事例:民間銀行の電子商店街参入 第3章 証券会社の羽化 20年間の浮沈 古い瓶と新酒 事例:国泰君安の総合資産運用口座システム モバイル・インターネット:指先による資産運用 第4章 決済は天下に通ず 決済の大躍進 事例:支付宝―「淘宝に依存した」状況から「独立した決済事業者」へ 盤外の手 事例:アリババの小口貸付と支付宝の「仮想クレジットカード」 金融の情報化から情報の金融化へ 第5章 通貨再生 アカウントの魅力 事例:支付宝の「アカウントマジック」 通貨DIY(オリジナル通貨) 事例:ビットコイン 第6章 勝者総取り「勝者はすべてを勝ち取る」 プラットフォームのパワー 勝者総取り 第7章 未来の道 ビッグデータとモバイル・インターネット 新業態、新情勢 新たな規制への挑戦 事例:成功した第三者投資信託業者・諸亜財富