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弥生時代のモノとムラ

出版社名 新泉社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-7877-1703-0
4-7877-1703-0
税込価格 11,000円
頁数・縦 429P 27cm

商品内容

目次

第1部 土器移動と地域間交流(「河内系」土器について
弥生拠点集落における土器搬入の実態
吉備・近畿の交流と土器
近畿の下川津B類土器(讃岐産)をめぐって
「土佐産」弥生後期土器の近畿所見例をめぐる検討)
第2部 農具と田植え(「大足」の再検討
稲株状痕跡の分析視角―現生稲の経時観察・「発掘」と軟X線分析による試考)
第3部 理化学分析・試考実験と実年代論(年代測定法―近年の理化学的手法・「二つの事件」と弥生実年代論
弥生時代の被熱変形土器類と試考実験
銅鐸鋳型の蛍光X線分析と試考実験)
第4部 大形建物と史跡整備(教科書に登場する遺跡―池上曽根遺跡
実録/池上曽根大形建物・井戸の復原工事)
第5部 集落特性と専業・都市論(弥生「集住」集落の基本特性
弥生の風と火と水と―事業生産の理解をめぐって
チャイルドの「長距離交易」と唐古・鍵〜纒向の時代)

おすすめコメント

弥生時代の論争点を明解に論じた大著!  弥生時代遺跡の発掘に長年携わってきた、考古学者の集大成。 列島に「クニ」が生まれる直前の農業生産のあり方、集落の姿とその連合、都市の成立、弥生実年代など、論争点を明解に論じる。   <主な目次> ◆第一部 土器移動と地域間交流  ◆第ニ部 農具と田植え  ◆第三部 理化学分析・試考実験と実年代論  ◆第四部 大形建物と史跡整備復源工事  ◆第五部 集落特性と専業・都市論

著者紹介

秋山 浩三 (アキヤマ コウゾウ)  
1957年大阪府枚岡市(現・東大阪市)生。1983年岡山大学大学院修士課程文学研究科史学専攻修了。1983年(財)大阪文化財センター(非常勤調査員)。1984年向日市教育委員会(嘱託ほか)。1988年(財)向日市埋蔵文化財センター。1993年(財)大阪府埋蔵文化財協会(その後、(財)大阪文化財センターと統合し(財)大阪府文化財調査研究センターに、(財)大阪府博物館協会と統合し(財)大阪府文化財センターに組織名称が変更)、現:(公財)大阪府文化財センター。2006年博士(文学)(大阪大学)。2013年大阪府立弥生文化博物館(指定管理:(公財)大阪府文化財センター)。現在同館副館長兼学芸課長、神戸女子大学・近畿大学・大阪樟蔭女子大学講師(非常勤)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)