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もうひとつの〈夜と霧〉 ビルケンヴァルトの共時空間

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-623-07936-0
4-623-07936-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 193P 20cm

商品内容

要旨

同じ過ちを繰り返してはならない。フランクルの残した創作劇、初の邦訳刊行。『夜と霧』の内容がリアルに戯曲化、人間の真実の生き方や在り方、宗教的・形而上学的真理や文明批判が込められた。

目次

第1部 ビルケンヴァルトの共時空間(『ビルケンヴァルトの共時空間―ある哲学者会議』、その成り立ち
フランクル作『ビルケンヴァルトの共時空間―ある哲学者会議』
先行研究およびフランクル自身の作品解説)
第2部 フランクルの思想を読み解く(フランクル著『ビルケンヴァルトの共時空間―ある哲学者会議』に込められた想い
思想劇に登場する人物について
思想劇に登場する哲学者たちについて
フランクルが理解する旧約聖書「カインの印」
フランクル心理学の基本的な考え方
フランクルの実存思想)

著者紹介

諸富 祥彦 (モロトミ ヨシヒコ)  
1963年生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員、千葉大学教育学部講師、助教授を経て、明治大学文学部教授教育学博士、臨床心理士、日本トランスパーソナル学会会長、気づきと学びの心理学研究会“アウエアネス”代表
広岡 義之 (ヒロオカ ヨシユキ)  
1958年生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程(教育学専攻)単位取得満期退学。現在、神戸親和女子大学発達科学部教授、博士(教育学)
林嵜 伸二 (ハヤシザキ シンジ)  
1971年生まれ。京都大学大学院人間環境学研究科博士後期課程(文化地域環境学専攻)単位取得退学。現在、京都大学ほか非常勤講師。論文「カフカ文学における異文化性とユダヤ性―一九一四年成立の『流刑地にて』とアメリカ小説『失踪者』断章を手がかりに」『オーストリア文学29』、2013年(第11回日本オーストリア文学会賞(論文部門)受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)