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初学者のための数論入門

出版社名 講談社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-06-219593-5
4-06-219593-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 230P 21cm

商品内容

要旨

ユークリッド『原論』に記された数論の話題―「完全数」「素数の無限性」「素因数分解」「作図問題」。本書はこの4つを入口として、フェルマー、オイラー、ガウスらの天才たちが築いてきた「数論」という高峰に挑むものである。その頂上は数学の専門家にさえ霞んで見えるほどの高峰であるが、工夫を凝らした解説により、代数的整数、素イデアル分解、超越数など、可能な限りの高みへと案内する。

目次

ユークリッド『原論』から
完全数からメルセンヌ素数へ
メルセンヌ数の素因数
フェルマーの小定理とオイラーの定理
素数の無限性
2次式の素因数の法則性
代数的整数と素因数分解
素因数分解から素イデアル分解へ
作図問題から超越数へ
素数の分布
数論の発展

おすすめコメント

【完全数、素数の無限性、素因数分解、作図問題を入口に数論の面白さと深さがわかる決定版!】 ユークリッド『原論』に記された数論の話題――「完全数」「素数の無限性」「素因数分解」「作図問題」。本書はこの4つを入口として、フェルマー、オイラー、ガウスらの天才たちが築いてきた「数論」という高峰に挑むものである。その頂上は数学の専門家にさえ霞んで見えるほどの高峰であるが、工夫を凝らした解説により、代数的整数、素イデアル分解、超越数など、可能な限りの高みへと案内する。暗号理論やプログラミングの基礎にもなっている「数論」の最適な入門書である。《本書の構成》 第1章 ユークリッド『原論』から 第2章 完全数からメルセンヌ素数へ 第3章 メルセンヌ数の素因数 第4章 フェルマーの小定理とオイラーの定理 第5章 素数の無限性 第6章 2 次式の素因数の法則性 第7章 代数的整数と素因数分解 第8章 素因数分解から素イデアル分解へ 第9章 作図問題から超越数へ 第10章 素数の分布 第11章 数論の発展

著者紹介

西来路 文朗 (サイライジ フミオ)  
1969年、広島県生まれ。大阪大学大学院理学研究科博士課程数学専攻単位取得退学。理学博士。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校教諭、広島国際大学工学部住環境デザイン学科教授を経て、広島国際大学看護学部看護学科教授。広島大学非常勤講師
清水 健一 (シミズ ケンイチ)  
1948年、兵庫県生まれ。岡山大学理学部数学科卒業。理学博士。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校教諭、京都大学非常勤講師を経て、岡山大学、岡山理科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)