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書くインタビュー 3

小学館文庫 さ4−9

出版社名 小学館
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-09-406256-4
4-09-406256-4
税込価格 648円
頁数・縦 283P 15cm
シリーズ名 書くインタビュー

商品内容

要旨

二十年ぶりに長編小説を書き下ろすことになった作家。いつもの雑誌連載とはちがって、書き下ろしは「書いても書いても原稿料を貰えない」。そんな定収入ゼロの世知辛い執筆生活に作家を駆り立てたのは、十五年以上前に編集者とかわした口約束と、みずからの身に起こった“種田くん現象”なる心の叫びだった。現代作家の中でも指折りの小説名人・佐藤正午が、「小説を書くこと」について見つめ直した一年半。書き下ろしの執筆中には、『鳩の撃退法』が山田風太郎賞を受賞という吉報も舞いこむ。新たな代表作『月の満ち欠け』の執筆開始から第一稿完成までの生の声。

目次

1 種田くん現象(「嘘をほんとうに見せる」ために
絨緞のめくれあがったすみを気にするように ほか)
2 そう単純ではない(ちょっとお付きあいください
勝つということ ほか)
3 無名の人(正午さんの読み方
おちょくられるほうがまだまし ほか)
4 ツチノコミツケタ(わたくしごとですが
こちらも、わたくしごとですが ほか)

出版社・メーカーコメント

僕はお金欲しさに小説書いてるんじゃない!「作家はいざパソコンを前にキーボードを打ちはじめると──いったん物を書く現場の時間の流れに入ってしまうと──原稿料のことなど忘れてしまいます。自分が書いている原稿を、より良いもの、より読ませるものにするために頭を使います。エッセイでも書評でもそして小説でも、何でもおなじです。 読まれ方はどうあれ、書くほうは、何を書くにも絶対に力を抜いたりはしないんです。そうしないと物を書く張り合いがないからです。力を抜いたりすると、抜いたとたんに、物を書くことに何の面白みも見出せなくなるからです」(本文より) 20年ぶりに長編小説の書き下ろしを始めた作家。連載ではなく、「書いても書いても原稿料を貰えない」現場では、自身の台所事情とは別に、「小説を書くこと」について、いろいろと思うところも――。『月の満ち欠け』の執筆開始から第一稿完成までとまったく同じ時期、小説名人・佐藤正午が語っていた、「小説を書くこと」についてのすべて。

著者紹介

佐藤 正午 (サトウ ショウゴ)  
1955年長崎県生まれ。1983年『永遠の1/2』で第七回すばる文学賞を受賞。2015年『鳩の撃退法』で第六回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)