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見えない涙 詩集

出版社名 亜紀書房
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-7505-1498-7
4-7505-1498-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 107P 20cm

商品内容

文学賞情報

2018年 第33回 詩歌文学館賞・現代詩部門受賞

要旨

泣くことも忘れてしまった人たちへ。若松英輔、初の詩集。

目次

燈火
風の電話
記念日
楽園
ヒトから人へ
コトバ
香炉
薬草
旧い友
詩人〔ほか〕

おすすめコメント

「活字から声が聞こえる、若松さんの詩には体温がある。」 谷川俊太郎 「この詩集を読む者は、まず詩情のきよらかさに搏たれる。それはただの純情ではなく、ぎりぎりまでものを考える知性で裏打ちされている。まるで奥深い天上の光が差しこんで来るかのようだ。」 石牟礼道子 泣くことも忘れてしまった人たちへ。26編の詩を収めた、若松英輔初の詩集。今日は記念日 あなたとわたしが出会った日 いっしょにお祝いをしたいけれど あなたがいるところへは 行けないから いくつかの言葉を贈ります ぜったいに独りにしない そう約束したのに 突然 逝ってしまったあなたへ かなしみという 藍色の切手を貼って (「記念日」より)

著者紹介

若松 英輔 (ワカマツ エイスケ)  
批評家・随筆家。1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)