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きみは赤ちゃん

文春文庫 か51−4

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-16-790857-7
4-16-790857-3
税込価格 792円
頁数・縦 351P 16cm

商品内容

要旨

35歳で初めての出産。それは試練の連続だった!つわり、マタニティーブルー、分娩の壮絶な苦しみ、産後クライシス、仕事と育児の両立…出産という大事業で誰もが直面することを、芥川賞作家の観察眼で克明に描き、多くの共感と感動を呼んだ異色エッセイが待望の文庫化。号泣して、爆笑して、命の愛おしさを感じる一冊。

目次

出産編 できたら、こうなった!(陽性反応
つわり
出生前検査を受ける
心はまんま思春期へ ほか)
産後編 生んだら、こうなった!(乳として
かわいい拷問
思わず、「わたし赤ちゃんに会うために生まれてきたわ」といってしまいそう
頭のかたちは遺伝なのか ほか)

おすすめコメント

作家の鋭い観察眼で「出産」という大事業の現実を率直に描きベストセラーとなった異色エッセイ。その後の話を大幅加筆し文庫化。

著者紹介

川上 未映子 (カワカミ ミエコ)  
1976年8月29日、大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率 イン 歯ー、または世界』が第137回芥川賞候補に。同年、第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわそらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年『マリーの愛の証明』でGRANTA Best of Young Japanese Novelists、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)