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ピカソ 3

意気揚々 1917−1932

出版社名 白水社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-560-09253-8
4-560-09253-2
税込価格 16,500円
頁数・縦 595,109P 図版48P 23cm
シリーズ名 ピカソ

商品内容

要旨

『パラード』、『三角帽子』などセルゲイ・ディアギレフ率いるロシア・バレエ団との共同作業、最初の妻オルガとの結婚、そして新たなミューズ、マリー=テレーズとの出会い。キュビスム、新古典主義を超えてさらなる高みへ―巨匠の壮年期15年の歩みを克明にたどる、円熟の第三巻!

目次

ローマとロシア・バレエ団(一九一七年)
ナポリ
『パラード』
バレエ団のスペイン訪問
オルガとバルセロナに滞在する(一九一七年秋)
モンルージュの自宅に戻る(一九一七‐一八年冬)
結婚(一九一八年夏)
アポリネールの死(一九一八年)
ラ・ボエシ通り(一九一八‐一九年)
ロンドンと『三角帽子』(一九一九年)〔ほか〕

おすすめコメント

ピカソ伝の最高峰、円熟の第3巻! 現在も執筆の続くピカソ伝の第3巻。キュビスム全盛期を扱った第2巻に続き、本書は初めてピカソが関わったバレエ『パラード』で幕を開ける。1917年2月、ピカソはコクトーとともにロシア・バレエ団の戦時中の拠点ローマに向かう。舞台装置の制作の傍ら、ナポリを初めて訪れたピカソは大きな感銘を受けた。5月、パリのシャトレ座で初日を迎えた『パラード』は観客の度肝を抜き、賛否両論を巻き起こす。ピカソはその後も『三角帽子』『プルチネルラ』等の舞台美術を次々と手がけ、自身の創作にも変化が生じていく。1918年夏、ピカソはバレエ団のダンサー、オルガと結婚。新古典主義時代を迎え、名実ともに巨匠への道を歩み始めるが、1927年パリの百貨店で16歳の少女マリー=テレーズを見初め、新たなミューズとの出会いは絵画、彫刻ともに大きな実りをもたらした。スペイン内戦が間近に迫るなか、《ゲルニカ》の前触れとなる傑作が次々と描かれていく。オルガ、マリー=テレーズに関するこれまでの通説を覆し、二人がピカソの作品に与えた影響の意味に新たな解釈の可能性を開いた章は本書の白眉といえる。ファン必携!

著者紹介

リチャードソン,ジョン (リチャードソン,ジョン)   Richardson,John
英国の美術史家。1924年ロンドン生まれ。41年スレード校に入学、美術を学ぶ。49年、蒐集家のダグラス・クーパーとともに南仏に移住。アヴィニョン近郊のシャトー・ド・カスティーユを、キュビスム絵画のコレクションを収蔵する私設美術館として共同所有する。その後十年間にわたり南仏に居を定め、ピカソ、ブラック、レジェ、コクトーらと親交を結びながら本評伝の一部となるピカソの作品分析に着手。60年代前半、ニューヨークへ移住。美術品オークション・ハウス、クリスティーズがアメリカに進出する際の責任者として迎えられる
木下 哲夫 (キノシタ テツオ)  
1950年生まれ。京都大学経済学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)