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IPS就労支援プログラム導入ガイド 精神障がい者の「働きたい」を支援するために

出版社名 星和書店
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-7911-0955-5
4-7911-0955-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 251P 21cm

商品内容

要旨

“働きたいんです”と言う精神障がい者。しかし、精神障がい者の就労には、様々な障壁が待っている。やっぱり自分には無理だったという諦め、突然の欠勤、退職…。本書では、このような事態を防ぎ、適切に対応するための個別就労支援プログラム「IPS」について、詳細に解説する。

目次

序章 米国のIPS支援システムの概要と日本との比較(米国における精神保健の変遷
IPSの基本ルール ほか)
第1章 導入計画(適切な導入時期を決定する
IPS導入の合意を確立する ほか)
第2章 IPS就労支援フィデリティアイテムの導入にあたって(スタッフ:就労スペシャリストが支援できるクライアントの数について
スタッフ:就労支援に特化する ほか)
第3章 IPS導入に必要な用紙や文書(IPSサービス財源調査表
IPSプログラム導入プラン ほか)

おすすめコメント

精神障がい者の就労を支援する個別就労支援プログラム「IPS」の日本での実践応用が可能となる導入ガイド。

著者紹介

スワンソン,サラ (スワンソン,サラ)   Swanson,Sarah J.
MS,LSW,CRC。現在Rockville Institute at Westat,IPS Employment CenterのIPSトレーナー。University of Wisconsin‐Madisonにて就労支援カウンセリングを専攻し、同大学でリハビリテーション心理学にて修士取得。実践現場における豊富な経験を有し、IPS就労スペシャリスト、IPSトレーナーとして精神障がい者の就労支援に従事。IPSの導入マニュアルを多く作成している
ベッカー,デボラ (ベッカー,デボラ)   Becker,Deborah R.
M.Ed.,CRC。現在Rockville Institute at Westat,IPS Employment Centerのセンター長、上級研究員。30年間にわたり、精神科リハビリテーションに従事し、就労、居宅支援、診断技術に関する様々な研究に参加。IPSを立ち上げ開発した創始者の1人。薬物乱用・精神衛生サービス局(SAMHSA:Substance Abuse and Mental Health Services Administration)の科学的根拠に基づいたIPS導入リソースキット(Evidence‐Based Practice Supported Employment Implementation Resource Kit)の作成に参画
林 輝男 (ハヤシ テルオ)  
精神科医師、医学博士。平成3年(1991)広島大学医学部医学科卒業。平成7(1995)同大学院修了。広島大学病院精神神経科、広島みくまり病院勤務後、平成9年(1997)より、米国国立衛生研究所(NIH)客員研究員、正規研究員を経て平成22年(2010)主任研究員。平成24年(2012)より社会医療法人清和会西川病院副院長。平成28年(2016)より社会医療法人清和会ヴィレッジせいわ管理者兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)