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絶望の超高齢社会 介護業界の生き地獄

小学館新書 282

出版社名 小学館
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-09-825282-4
4-09-825282-1
税込価格 836円
頁数・縦 222P 18cm

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商品内容

要旨

2025年の日本は、団塊の世代が後期高齢者となり、国民の5人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上となる。これまで人類が経験したことがない超・超高齢社会が到来するのだ。一方で介護職は100万人足りなくなるともいわれている。現在の介護業界は、重労働の上に低賃金ということで人が集まらない。国からの助成金を狙って暴力団が参入し、法務省の方針で元受刑者たちが介護現場に立ち始めている。女性介護職は貧困とストレスから売春に走り、男性介護職は虐待を繰り返すケースも少なくない。まさに崖っぷちの状況なのだ。

目次

プロローグ 介護業界に人生を壊されたシングルマザー
第1章 真面目な介護福祉士が風俗嬢に堕ちるまで
第2章 貧困の連鎖は止まらない
第3章 絶望の介護事件現場を歩く
第4章 洗脳と搾取
第5章 好色介護職たちが集う狂乱の館
第6章 暴力団と元受刑者が跋扈している
第7章 「地域包括ケアシステム」と「中年童貞」という悪夢

出版社・メーカーコメント

これが介護業界の深すぎる闇の実態だ! 2015年には65歳以上のお年寄りが26.7%を超え、80歳以上の高齢者は1000万人を超えた。他に類を見ない超高齢社会がやってきたのである。団塊世代が後期高齢者となる2025年には現在の介護職を38万〜100万人増やさなければ、パンクするとさえいわれているが、低賃金かつ重労働ということもあり、達成することは難しい。現在、介護の現場で何が起きているのか。低賃金で介護職だけでは食べていくことができない女性介護職は風俗や売春を余儀なくされている現実がある。その逆に、稼げなくなった風俗嬢が垣根の低い介護業に続々入職してもいる。介護によって精神を壊された男女が集まる「変態の館」も存在する。また、暴力団がその名を隠して運営して、国から助成金を詐取したりするのは当たり前、法務省が刑期満了者を介護職に送り込むなどもうメチャクチャだ。国は苦肉の策で、介護を重点配分する外国人技能実習制度が始めるが、途上国から集まるだけに低賃金は絶対に改善されない。長生きは幸せなことであるー日本ではずっとそのような価値観が根付いていた。しかし、これからは長生きが幸せとは言えない時代が到来しようとしているのだ。

著者紹介

中村 淳彦 (ナカムラ アツヒコ)  
大学卒業後、編集プロダクション、出版社を経てノンフィクションライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)