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レヴィナス 移ろいゆくものへの視線

岩波現代文庫 学術 364

出版社名 岩波書店
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-00-600364-7
4-00-600364-1
税込価格 1,469円
頁数・縦 342,3P 15cm

商品内容

要旨

戦争と虐殺の世紀を生き延び、さまざまな「無用の苦しみ」を問うことから生じたレヴィナスの哲学。そのテクストに刻み込まれた「時間」「所有」「存在」「他者」とは何を意味するのか。倫理学の第一人者である著者が、難解といわれる二つの主著『全体性と無限』『存在するとはべつのしかたで』のテクストを緻密に読み解く。現代を生き抜く強靭な思考を浮かび上がらせる名著。

目次

第1部 所有することのかなたへ―レヴィナスにおける“倫理”をめぐって(問題の設定―“身”のおきどころのなさの感覚から
自然の贈与―始原的な世界を“口”であじわうこと
所有と労働―世界に対して“手”で働きかけること
裸形の他者―“肌”の傷つきやすさと脆さについて
歴史の断絶―声ではない声に“耳”を澄ませること)
第2部 移ろいゆくものへの視線―レヴィナスにおける“時間”をめぐって(はじめに―移ろいゆくものへ
物語の時間/断絶する時間
時間と存在/感受性の次元
主体の綻び/反転する時間
おわりに―“ある”への回帰)

著者紹介

熊野 純彦 (クマノ スミヒコ)  
1958年神奈川県生まれ。東京大学文学部卒、現在、東京大学文学部教授。倫理学・哲学史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)