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新・中世王権論

文春学藝ライブラリー 歴史 27

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-16-813071-7
4-16-813071-1
税込価格 1,540円
頁数・縦 299P 16cm

商品内容

要旨

“王権とは王たる意思である。王であろうとは自らの統治に属する地域を掌握し、そこに生きる人々と自らの行いを因果関係として能動的に認識することである”。鎌倉から室町時代、東国の武家が掌握した王権をどう活かしたかを検証しつつ、この国を統べる天皇、そして国家の成り立ちを考える記念碑的著作。

目次

序章 武門の覇者の類型
第1章 東国武士の肖像
第2章 幕府草創
第3章 競争者たち
第4章 承久の乱
第5章 北条氏政権の骨格
第6章 幕府内の断裂
第7章 争乱が指し示す行方
第8章 北条氏政権の終焉
終章 武門の覇者と国家像

おすすめコメント

武士はいかにして日本の統治者となったのか? 気鋭の日本中世史家が、王権の在り方を検証しつつ、新たなこの国の歴史を提示する!

著者紹介

本郷 和人 (ホンゴウ カズト)  
1960年、東京生まれ。東京大学史料編纂所教授。東大文学部・同大学院で石井進氏・五味文彦氏に師事し、日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史、古文書学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)