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フーガとソナタ 音楽の2つの文化について

出版社名 音楽之友社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-276-10555-3
4-276-10555-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 174P 21cm

商品内容

要旨

ハルムの音楽思想は、近年、再評価が著しい。本書は、音楽外的な比喩を排し、音そのものが孕む力や、エネルギーのせめぎ合いのドラマとして楽曲の流れを捉える主著であり、初の日本語訳である。

目次

第1書 形式について(フーガ形式、その本質とソナタ形式との関係について
ソナタ形式の精神について
構造的な和声法とリズム法
主題の態度)
第2書 言語と様式について(リズム法と強弱法
シンメトリー
主題法の技法)

おすすめコメント

西洋芸術音楽の主要形式「フーガ」と「ソナタ」の性格の違いを、J.S.バッハとベートーヴェンの作品を中心に考察した、類を見ない著作。2つの形式が止揚されたものとしてブルックナーを位置づけている点もユニーク。豊富な事例を通じ、ひとくちに「主題」と括られるものにひそむ多様な生命を、情熱的な筆致で浮き彫りにする。

著者紹介

ハルム,アウグスト (ハルム,アウグスト)   Halm,August Otto
1869‐1929。音楽教育に尽力したドイツの作曲家・思想家
西田 紘子 (ニシダ ヒロコ)  
千葉県生まれ。九州大学大学院芸術工学研究院助教。ロータリー財団奨学金を得て2005年より2年間、ウィーン国立音楽大学博士課程で音楽理論・美学を学ぶ。2009年、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程(音楽学専攻)修了。博士(音楽学)。欧米の音楽理論や音楽美学を専門領域としつつ、クラシック音楽の演奏分析や日本のオーケストラ研究も進めている
堀 朋平 (ホリ トモヘイ)  
神奈川県生まれ。国立音楽大学・西南学院大学ほか講師。日本学術振興会特別研究員を経て2013年、東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程修了。博士(文学)。学際的な音楽研究を志す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)