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大不平等 エレファントカーブが予測する未来

出版社名 みすず書房
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-622-08613-0
4-622-08613-1
税込価格 3,520円
頁数・縦 244,41P 20cm

商品内容

要旨

新理論と実証で、所得分布の大変動を描きだす、新しい経済学。2016年『エコノミスト』『フィナンシャル・タイムズ』ベストブック。

目次

1 グローバル中間層の台頭とグローバル超富裕層(グローバリゼーションで誰が得をしたのか
グローバルな所得分布で見た所得の絶対増加 ほか)
2 各国内の不平等―クズネッツ波形を導入して不平等の長期的な流れを説明する(クズネッツ仮説への不満の原点
クズネッツ波形―定義 ほか)
3 各国間の不平等―カール・マルクスからフランツ・ファノン、そして再びマルクスへ?(グローバルな不平等の水準と構成の変化
1820年から2011年までのグローバルな不平等 ほか)
4 今世紀および来世紀のグローバルな不平等(この章を読むに当たっての注意
主要な力の概説―経済の収束とクズネッツ波形 ほか)
5 次はどうなるのか―将来の所得不平等とグローバリゼーションについての10の短い考察(今世紀のグローバルな不平等を形成するのはどのような力か
豊かな国々の中間層はどうなるか ほか)

著者紹介

ミラノヴィッチ,ブランコ (ミラノヴィッチ,ブランコ)   Milanovic,Branko
ルクセンブルク所得研究センター上級研究員、ニューヨーク市立大学大学院センター客員大学院教授。ベオグラード大学で博士号を取得後、世界銀行調査部の主任エコノミストを20年間務める。2003‐05年にはカーネギー国際平和基金のシニア・アソシエイト。所得分配について、またグローバリゼーションの効果についての方法論的研究、実証的研究を、Economic Journal,Review of Economics and Statisticsなどに多数発表
立木 勝 (タチキ マサル)  
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)