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美輪明宏と「ヨイトマケの唄」 天才たちはいかにして出会ったのか

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-16-390664-5
4-16-390664-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 421P 20cm

商品内容

要旨

三島由紀夫、中村八大、寺山修司、時代を彩った多くの才能との邂逅、稀代の表現者となった優美な怪物、美輪明宏の歌と音楽に迫る。

目次

異端にして革命児
長崎の臣吾少年から丸山明宏へ
三島由紀夫に見出された若き才能
シャンソン喫茶「銀巴里」とともに
中村八大という音楽家
日本初のシンガー・ソングライター誕生
“ほんとうの日本の歌”を作る
伝説の番組「夢であいましょう」
「ヨイトマケの唄」の衝撃
寺山修司との出会いから演劇の道へ
60年代の砦・アートシアター新宿文化
「ブラジル組曲」で始まったリサイタル
映画『黒蜥蜴』と「黒蜥蜴の唄」
別離の季節となった一九七〇年
復活する「ヨイトマケの唄」
二一世紀へと歌い継いだ者たち

おすすめコメント

「自分以外の人によって、己れの人生を克明に調べ上げ語られると、そこには又、異なる人物像が現出する。歴史に残る天才達によって彩色された果報な私の人生絵巻が、愛満載に描かれていて、今更ながら有難さが身に沁みる」――美輪明宏 三島由紀夫、中村八大、寺山修司…… 時代を彩った多くの才能との邂逅、稀代の表現者となった美輪明宏の歌と音楽に迫る、傑作ノンフィクション! 〈目次〉 第1章 異端にして革命児 「シスターボーイ」と呼ばれて/“天上界の美”と語った三島由紀夫/特異なケースで楽壇に躍り出た問題児/マスコミへの露出に対する反動/ロカビリー・ブームという音楽革命 第2章 長崎の臣吾少年から丸山明宏へ 革新的だった「メケ・メケ」の日本語詞/軍国主義への嫌悪/シャンソン歌手を夢見て上京/女言葉で話すようにしつけられた幼年期/生命感を解放してくれた太陽/「君は大物になる」 第3章 三島由紀夫に見出された若き才能 導きを受けていた野坂昭如/「君も体をきたえなければいけないな」/小説『永すぎた春』の映画化/表現者たちに一斉に訪れた春/ウィットに富んだ新時代のシナリオ/「友達を、裏切るのは許せない!」 第4章 シャンソン喫茶「銀巴里」とともに 橘かほると出会って開かれた道/筑豊地方の炭鉱町での体験/若き映画スター赤木圭一郎の死/「愛の讃歌」が歌えるようになってから死ねばいい/日本人の生活感情から出てきた歌 第5章 中村八大という音楽家 音楽を学ぶために日本へ留学した天才少年/早稲田大学の良き先輩、渡辺晋/永六輔との「六・八コンビ」が誕生/無名の新人を育てる名プロデューサー/映画『からっ風野郎』のスチール写真/「キャンティ」からつながる多彩な人脈/音楽と映画の蜜月時代 第6章 日本初のシンガー・ソングライター誕生 NHKの音楽バラエティ番組「夢であいましょう」/世界に通用する日本の音楽/六年ぶりに再会した二人/それぞれの夢に向かって/自らリスクを背負った勝負/「中村八大リサイタル」から得た教訓 第7章 “ほんとうの日本の歌”を作る 戦争体験と「ふるさとの空の下に」/一九六三年から始まった挑戦/胸をなでおろして安堵した二人/三島由紀夫との創作による芸術/「立派な日本の歌を育てなくっちゃあ」 ほか

著者紹介

佐藤 剛 (サトウ ゴウ)  
1952年岩手県生まれ。明治大学卒業後、音楽業界誌『ミュージック・ラボ』を経て、1977年よりシンコー・ミュージックにて甲斐バンドを担当。後にプロデューサーとして独立し、多数のアーティストの楽曲やライブ、イベントをプロデュースする。2015年よりNPO法人ミュージックソムリエ協会の会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)