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戦国の軍隊

角川ソフィア文庫 I145−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-04-400188-9
4-04-400188-X
税込価格 1,056円
頁数・縦 297P 15cm

商品内容

要旨

封建制の枠組みを壊すことなく、戦国大名が劇的な軍事改革を成し遂げられたのはなぜか。その答えは軍隊の「二重構造」にあった!支配階級に属し、重装歩兵の性格を強めた職能戦士の「侍」。被支配階級に属し、大量に動員された非正規雇用兵から成る「足軽・雑兵」。非正規雇用兵たちを兵力調達の調整弁とすることにより、戦国大名は、組織戦に対応できる軍隊を創り上げた―。軍事の視点から戦国史研究の欠落を埋める意欲作。

目次

第1章 戦いの現場から―天正十八年の山中城攻防戦
第2章 中世の軍隊―封建制的軍事力編成の原理
第3章 戦国の兵士は農兵か―軍団の編成と戦争の季節
第4章 足軽と長柄―軽装歩兵の戦列化
第5章 鉄炮がもたらした革新―集団戦から組織戦へ
第6章 侍と雑兵―格差社会の兵士たち
第7章 補給と略奪―軍隊に出されつづける永遠の宿題
第8章 天下統一の光と影―信長・秀吉軍はなぜ強かったか

おすすめコメント

封建制の枠組みを壊すことなく、戦国大名が劇的な軍事改革を成し遂げられたのはなぜか。その答えは軍隊の「二重構造」にあった! 作戦と戦術・部隊編成など、軍事の視点から戦国史研究の欠落を埋める意欲作。目次 はじめに 第一章 戦いの現場から――天正十八年の山中城攻防戦 箱根路の戦雲 渡辺勘兵衛の活躍 山中城陥落 第二章 中世の軍隊――封建制的軍事力編成の原理 武士とは何者か 封建制的軍隊の成立 元冦から南北朝・室町時代へ 第三章 戦国の兵士は農兵か――軍団の編成と戦争の季節 後北条軍団を解剖する 後北条軍団の諸相 戦争と季節 第四章 足軽と長柄――軽装歩兵の戦列化 兵種別編成方式と領主別編成方式 足軽とは何者か 戦争を変えた長柄鑓 第五章 鉄炮がもたらした革新――集団戦から組織戦へ 兵種別編成方式の成立 鉄炮と戦国の軍隊 軍事上の画期 第六章 侍と雑兵――格差社会の兵士たち 侍と軍役 侍たちの戦場 戦国時代の非正規雇用兵 二重構造の軍隊 第七章 補給と略奪――軍隊に出されつづける永遠の宿題 戦国時代の兵站 小田原の役と補給 飢餓と略奪 第八章 天下統一の光と影――信長・秀吉軍はなぜ強かったか 兵農分離と民兵動員 鉄炮神話の再検証 覇者の素顔 戦国軍事革命の結末

著者紹介

西股 総生 (ニシマタ フサオ)  
1961年、北海道生まれ。城郭・戦国史研究家。学習院大学大学院史学専攻・博士前期課程修了。三鷹市遺跡調査会、(株)武蔵文化財研究所などに勤務をへて、著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)